ねりんぐプロジェクト (りぼんマスコットコミックス)

著者 :
  • 集英社
3.34
  • (12)
  • (8)
  • (55)
  • (5)
  • (0)
本棚登録 : 189
感想 : 11
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088562124

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「なんか人間になれてたの!」

     粘土の少女人形が、「こいつが人間だったらいいのに」みたいな少年の言葉と奇跡の力で人間になり、さらに同じ粘土に命を吹き込む力を得た!(ただし体は粘土のまま)
     そんな粘土少女、「ねね」を中心に巻き起こるドタバタを描いたハートフルコメディ。
     さすがけろチャの作者さんだけあって、本気で心が温まりまくる作品。ほんの少しだけ胸が痛いような部分もあるけれど、ねねのピュアで底抜けに明るく前向きかつ保身のない性格と、基本的に善良な登場人物の皆さんが和ませてくれる。(若干、ねねにとっての死や消滅の概念が謎に感じる部分もあったが)
     同じ「人形」というくくりの、ねねを壊すために派遣されたアンドロイド、「遥」のクールドライな性格が、いい感じに対になっている。コミック内の記述によれば彼は読者人気が高かったそうな。私個人は苦手だったが、ああいう冷たい美形で大人っぽい余裕キャラは少女誌では人気出るんだろうなぁ。
     最終話で本物の人間になれたところでは不覚にも感動。キーワードは「恋」かぁ…。しかしあのまぐろ山の特別な粘土を巡っては、今後もいろいろ妙なことが起こりそうではある。
     ともあれ、「ねん土のねね」の物語がきちんと最初から最後まで描かれきった、魅力的な作品でした。

  • ダンボール3

  • これはある意味人魚姫?^^
    粘土の人形っていう設定なんだけど、これはまぐろさんの絵柄ならではだと思う。

  • ラストが好きです。
    可愛い漫画だったなぁ。

  • 土に戻りかけるシーンが怖かった。

  • 第1〜6(最終)話収録。
    ある陶芸家が作ったねんどの女の子″ねね″が、人間の心を持ち動けるようになるお話。書籍化された藤田作品で1番好きな作品です。『ケロケロちゃいむ』のミモリ同様、天然ボケなねねだけれど、ねねの方が感情移入しやすいからかも。全焼した学校を前に遥への言葉、生理について悩むところ、そして終盤に人間になりたいと考えたきっかけを思い出すところ。彼女なりに精一杯考えたんだろうなと感じるから。あと本作のおかげで、モノが人間の心を持つお話が好きになったのかもしれない。終わり方もすっきりしている良作です。

  • 連載中は好きだったのに途中から話がゴタゴタしてきた感があってもったいない。残念。

  • ねねちゃんが可愛くてお話も面白くてすごく好きです

  • ねんどで出来た女の子に命がやどり人間になるっていう
    まぐろ先生らしいお話
    ラストが続きそうに終わるから続き書いてほしい。 笑

  • ねねちゃんがとっても可愛い、癒し系作品です。

全11件中 1 - 10件を表示

藤田まぐろの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×