- Amazon.co.jp ・マンガ (155ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088653099
感想・レビュー・書評
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レディース・コミックなので、こういう話にしようとはじめっから決めていたのか、それとも、描いているうちにこうなったのか。
でも、女性としてはあるいみ「救い」のある光源氏像です。
ちょっと、女性の気持ちに都合良すぎという感じもしますが……。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
桐壺院が崩御し、源氏が須磨・明石へ退去。
その後、許されて帰郷するまでの内容。
2巻で独自の展開(夕霧は出生しない!)があったので、もう、どんなことがあっても驚かないもんね、と自分に言い聞かせながら読んだ(笑)
で、この巻での一番の「創作」は、明石の上とは結ばれない、ということ。
明石では夕顔と頭の中将の娘(玉蔓)を見かけて都に帰ってくるということになっている。
えっ、じゃあ、源氏の政界での持ち駒=娘は?と思ってしまうんだけど。
語り手を務めるのは、紫の上ならぬ、「紫」。
なんと、源氏が明石から帰ってきて初めて結ばれるという設定。
いつまでも子どもっぽい人として出てくる。
そもそも原作自体ロリっぽいのかもしれないが、必要以上に幼さが強調されているような気がする。
まあ、それが現代の読者には感情移入しやすいのかな?
たしかに、明石から連れてきた人を、源氏の新しい愛人かと思って、いきなり源氏をひっぱたいてしまう「紫」は、現代的なお姫様で、愛らしいといえば愛らしい・・・のかな? -
辛い時期を乗り越えて、お互いの絆や愛が深まる…かね?
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原作よりも好きかも。こんな源氏物語もいいなぁ。
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実は『まっすぐにいこう』は読んだことがありません。なのできらさん初心者ですが、源氏物語ということで手にとって、思わず買っちゃいました。
語り役になっている紫の上がとってもかわいい。
そして源氏物語ならではの長い語りシーンとかがないので、展開が早くて分かりやすい。従来の源氏物語とはちょっと違った雰囲気です。
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紫が可愛いことこの上なし!
きらさんの素敵な絵も魅力の一つ。 -
'05.11.21