ハチミツとクローバー 10巻セット (クイーンズコミックス)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784088659015

感想・レビュー・書評

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  • 美大を舞台に、
    5人の男女の青春を描いた
    切なく胸焦がす傑作漫画♪

    2003年
    第27回講談社漫画賞受賞作。


    いやいや
    コレは
    とにかくハマりましたぁ〜(^O^)


    全員片想いという設定だけで、
    セツナフェチの自分にはツボやのに、
    どうやってハートを射止めるかではなく、

    どうしたら
    想いを断ち切れるかを
    丁寧に描いたストーリーは、
    ホント斬新でした(>_<)(学生の恋と併せて、
    30代の恋のツラさや切なさも
    同時に描いているところがまた素晴らしい!)

    地獄のツイスターゲームや、
    お父さんの似顔絵パンのような
    笑える部分と(笑)、

    胸を焦がすシリアスな場面が
    絶妙に配置されてるので、
    重くもならずに
    毎回笑いのうちに
    切なさで悶絶してました(笑)


    そしてなんといっても
    登場人物の魅力が
    ハンパなくいい!!


    どうしても若かりし頃の自分と
    重ねずには見れない(笑)
    自分探し3級の
    青春野郎・竹本くん。

    絵に関しては
    天性の才能を持つ
    コロボックルな(笑)
    花本はぐみ。

    スガシカオをモデルにしたという、
    長身メガネのストーカー(笑)
    真山巧。

    そんな真山を一途に想い続ける、
    空手が得意な
    美脚美乳の『鉄人』
    山田あゆみ。

    常人には理解し難い天才肌の、
    森田“ポケットにはいつも札束”忍(笑)。

    はぐちゃんの保護者でもある
    心優しき美術教師の
    花本修司。

    真山が胸を焦がす、
    年上の未亡人
    原田理花。

    大量のハムを差し入れしてくれる、
    みんなのみんなの
    ローマイヤ先輩(笑)
    (またの名を伝説のニャンざぶろう)

    などなど、
    みんな切なくて、
    一筋縄ではいかない
    過去を持ってる。
    (傷を抱えてる)


    思わずメモってしまいそうなほど
    魅力的なセリフの数々に
    何度泣かされたことか…。

    生きることや恋に迷ったなら、
    この本を読めば、
    大抵はなんとかなるんじゃないかと思えるほど(笑)
    含蓄のある
    ハッとする言葉で溢れています。


    この漫画は
    報われない恋にだって
    ちゃんと意味があることを
    教えてくれた。
    (恋することにこそ
    意義があるんですよね)


    この作品に出会えて
    本当に良かったと
    心から思えたラストシーンは、
    漫画史上に残る
    心憎い締め方やったと思います(T_T)


    何度となく
    これからもお世話になるであろう
    迷った時のハチクロです(笑)


    全10巻♪

  • 大好きなマンガ。
    最初に読んだときは切ない恋の物語だと思ってた。
    でもそれだけじゃない。

    いったい自分は誰なんだろう?
    何になりたいのだろう?
    大学生になったら誰もが抱える悩み。

    人生とは何か?
    家族とは何か?
    愛とは何か?

    すべてを問いかけてくるマンガだと思う。

    切ないセリフがすてき。
    どれも甘酸っぱくてキラキラしてる。

    叶わなかった恋に意味はあるのか?
    あるんだよ。

  • 美大を舞台に、
    5人の男女の青春を描いた
    切なく胸焦がす傑作漫画♪


    2003年
    第27回講談社漫画賞受賞作。


    いやいや
    コレは
    とにかくハマりましたぁ〜(^O^)


    全員片想いという設定だけで、
    セツナフェチの自分にはツボやのに、

    どうやってハートを射止めるかではなく、
    どうしたら
    想いを断ち切れるかを
    丁寧に描いたストーリーは、
    ホント斬新でした(>_<)
    (学生の恋と併せて、
    30代の恋のツラさや切なさも
    同時に描いているところがまた素晴らしい!)


    地獄のツイスターゲームや、
    お父さんの似顔絵パンのような
    笑える部分と(笑)、


    胸を焦がすシリアスな場面が
    絶妙に配置されてるので、
    重くもならずに
    毎回笑いのうちに
    切なさで悶絶してました(笑)


    そしてなんといっても
    登場人物の魅力が
    ハンパなくいい!!


    どうしても若かりし頃の自分と
    重ねずには見れない(笑)
    自分探し3級の
    青春野郎・竹本くん。

    絵に関しては
    天性の才能を持つ
    コロボックルな(笑)
    花本はぐみ。


    スガシカオをモデルにしたという、
    長身メガネのストーカー(笑)
    真山巧。


    そんな真山を一途に想い続ける、
    空手が得意な
    美脚美乳の『鉄人』
    山田あゆみ。


    常人には理解し難い天才肌の、
    森田“ポケットにはいつも札束”忍(笑)。


    はぐちゃんの保護者でもある
    心優しき美術教師の
    花本修司。


    真山が胸を焦がす、
    年上の未亡人
    原田理花。


    大量のハムを差し入れしてくれる、
    みんなのみんなの
    ローマイヤ先輩(笑)
    (またの名を伝説のニャンざぶろう)


    など
    みんな切なくて、
    一筋縄ではいかない
    過去を持ってる。
    (傷を抱えてる)


    思わずメモってしまいそうなほど
    魅力的なセリフの数々に
    何度泣かされたことか…。


    生きることや恋に迷ったなら、
    この本を読めば、
    大抵はなんとかなるんじゃないかと思えるほど(笑)
    含蓄のある
    ハッとする言葉で溢れています。


    この漫画は
    報われない恋にだって
    ちゃんと意味があることを
    教えてくれた。
    (恋することにこそ
    意義があるんですよね)

    この作品に出会えて
    本当に良かったと心から思えたラストシーンは
    漫画史上に残る
    心憎い締め方やったと思います(T_T)

    何度となく
    これからもお世話になるであろう
    迷った時のハチクロです(笑)


    全10巻♪

  • 1巻発売の頃から友達に勧められて、最終巻まで借りて読了。ギャグよりも真面目な場面が好き。それぞれの恋のかたちのなかで個人的に好きなのはしゅうちゃん→はぐ、あゆ→真山。あゆと野宮さんの曖昧なのもいい。でもいちばん心惹かれたのは、はぐの美術に対する真摯な想いや、自分にいわゆる天賦の才は与えられていないと感じ入る周囲の者たちの葛藤。

  • 最終話は泣きました。

    ギャグもあり真面目もあり言う事ありません。大好きです。
    スピンオフの話しも早くコミックで読みたいです。

  • ところどころ入ってるポエムがなんだかとってもしんみり
    してしまう

    それぞれのその後が気になってしまう作品です

  • 大好き。
    何度も読み返す。

  • 雰囲気が好きです。
    自分の中にあるモヤモヤした気持ちを、
    言葉にしたらこういうことなのかな?っていうような独特な例えとか、そういう時にこういう気持ちになる、とかにドキっとさせられます。

  • 報われなかったけれど、確かに意味はあった。
    そう思える恋の記憶は、大きな財産であると同時に、生きる糧となる。
    ハチミツとクローバーが与えてくれるメッセージは、多くの人を救いあげるものだと感じた。

  • すごく好きなマンガ。登場人物一人一人に個性がありますが、一人一人に共感できる部分があって、切なくなったり愛しくなったりします。一番好きな人は野宮さん。かっこいいからです(笑)あゆちゃんが羨ましい。絶対幸せにしてくれる!正直好き嫌いが分かれるマンガだと思いますが、今のところ一番好きなマンガです。

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著者プロフィール

東京都出身の漫画家。デビュー作品、 美術大学を舞台にした青春漫画『ハチミツとクローバー』が大ヒットとなり、アニメ化・映画化された。 2007年より『3月のライオン』の連載を開始。 同作はマンガ大賞や講談社漫画賞、手塚治虫文化賞などを受賞した。

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