- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088803173
作品紹介・あらすじ
殺せんせー暗殺に成功したその先は? 進路相談を行う事になったE組だが、渚は自分の才能の事で迷っていた。そして帰宅した渚を待っていたのは…!?
感想・レビュー・書評
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読了
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死神との対決は先生と生徒たち全員の手でもぎ取った勝利だった。裏切られたものの、生徒たちがビッチ先生を助けてほしいと烏間にお願いしたシーンは熱かったね。生徒たちはE組で愛されて教育されていると実感しているからこそ、その愛をビッチ先生にも向けられたのかなと感じた。烏間の「重いもんは背負ってやる」も男前。ここで死神とは決着がついたものの、シロが登場して不穏な空気が…。
その後は進路をテーマにした物語へ。死神の暗殺スキルを見て、自分の暗殺への意識に影響を受けた渚。自分の能力を活かすには殺し屋の道を進んだ方がいいのか悩み始める。そんな彼の姿を見て「君の『勇気』は…『自棄』を含んでいる 『僕ごときどうなっても別にいい』と 君自身の安全や尊厳をどこか軽く考えている」と看破した殺せんせーはさすが。
この要因になったのが渚ママなんだけど、ここまではないにしろ理想を押しつけてくる親は本当にきついよね。理想通りに生きないと、正しくないと愛さないという条件付きの愛は子どもにとっては恐怖でしかない。そこで負った心の傷は大人になっても消えないんだよね。親の不安やコンプレックスを消すために子どもはいるんじゃない。
それでも、渚は母に憎しみを向けるのではなく、
「産んで育ててくれただけで…すっごい感謝してる…贅沢かもしれないけど…ただ我が子がこの世に生まれて そこそこ無事に育っただけで喜んでくれたら 全てが丸く収まるのに」
という心境にいてすごいなと思った。産んで育ててくれただけで、産まれて無事に育っただけで、お互いに感謝し合える関係だったら、どんなにいいことだろうか。 -
最新刊。イリーナ先生の安物服可愛い。露出多いよりも色っぽいって可愛いな、もう。そして渚君の家庭はあんななんだ…。確かに生まれてそこそこ育ってくれて満足、なら平和なんだけどな。官僚が政治を動かすって…カルマ君色々と不穏な感じだよ…
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渚の母親は、明らかにモンスターペアレントだ。話し合いで一方的な捲し立て、精神的にかなりキツい。
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なんか強敵感があった死神だったけど、意外と…でした。その後に登場した渚くんのお母さんが強烈だったからしょうがないといえばしょうがないのか。RPGでのたとえ、なるほどなあと思いました。
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表紙の色の名は、コンビニ桃色という。