日々ロック 6 (ヤングジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
3.79
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本棚登録 : 67
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088901305

作品紹介・あらすじ

「DICE RIOT」の武道館ライブで前座を務めた「ザ・ロックンロールブラザーズ」。もう出来ることはやりつくしたとバンド活動の解散を宣言する日々沼拓郎だったが宇田川咲の歌う姿を目にした彼は…!? 世界一ダサいロックスター伝説… ラストライブ!!

感想・レビュー・書評

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  • 全6巻のレビューになります。

    絵は下手だなと思う時もあるけど、全体的な粗殴りで勢いのある感じがとてもストーリーに似合っているからこれはこれでいいんだと思う。

    ださいロックンロールが好き。
    本作のバンドはまさにそんなださいロックンロールを生き、歌い、貫く人々だ。そのあまりにものダサさに、本当にそれがロックンロール?と思うこともあるけど、それがださいロックンロールってやつなのだ。

    もちろん洗練されたオルタナロックの方が毎日聞く、グルーブが効きまくってるブルースロックの方が絶対に格好いい、みんなで盛り上がれるのはパンクだったりエモだったりする。
    でもね、ださいロックがどうして欲しくなるとき、バカみたいに一直線に、暑ぐるしいくらいまっすぐな、何かが欲しくなる時ってある。

    そんな本。

    私は、お互いを心の中で遠くで応援しながらじゃなくて、やっぱり側で支えあってこそだと思う。死ぬ直前の描写で、「どうしても会いたいよー」と初めて感情に気づいた彼女の描き方がとても美しくて悲しい。その描写があるから、この漫画の深みが増している。

  • 文字と絵なのにちゃんとロックしてる。
    ジャンプじゃないのに友情・努力・勝利の珠玉の物語でもあるのでむしろジャンプ読者には是非読んでほしいけど載ってたらすぐ終わりそうだわ。
    天才の紙一重さって言うのをそれっぽくなく書いちゃう凄さ。
    そして、出会いも別れも紙一重だけどそれでも人は生きていかざるを得ないしまた生きていける。
    そう生きてる限りは生きなきゃいけないんですよ。

  • 音なんて鳴ってないのに、ザ・ロックンロールブラザーズが歌ってる声が聞こえてきて、頭から離れない。

  • パワフルだ。過剰すぎて自分の趣味じゃないが、好みを越えて面白い。巻末オマケ漫画にシャイボーイ!!!

  • 読み終わりました。全巻読了です。

    「いやー、描き切ったんだなぁ」という感慨が胸に込み上げます。
    最後まで全力疾走の漫画でした。「地元」→「東京」→「レコーディング」→「復活」→「武道館」→「世界(イギリス)」と見事な全力疾走。

    お疲れ様でした。

  • 29.06.24.サイコーに熱い!BECKを凝縮した感じ。ぶっ飛び感や、転結の部分はこちらの方がショックが大きい。
    ヒロインが理由で原動力。彼女なしのその後、何が原動力になっていくのか?きっと色んな何かを力にしていくんだろうな。

  • 2016/1/4購入
    2016/2/20読了

  • 最終巻。漫画喫茶で3~6まで一気読み。何か1冊1冊途切れ途切れで描いていたようだ。映画の方がうまくまとまってて、分かりやすかったな。最後、咲ちゃんもあっさり死んじゃってかわいそうだった。こんなに登場しないなんて。アメリカのフェスがなしになったり、イギリスに行っちゃったり、なんだかあてずっぽうな感じ。。。マレはすごく嫌なやつだったし。3巻のライクアドリームに出たあたりが一番ピークだったな。

  • ありがとう日々ロック
    ありがとうザ・ロックンロールブラザーズ

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著者プロフィール

神奈川県出身。2010年より『週刊ヤングジャンプ』(集英社)で『日々ロック』(全6巻)を連載開始。同作は2014年に実写映画も公開された。その他、『テキサスレディオギャング』(集英社)『ミツコの詩』(小学館)も好評発売中。

「2018年 『高梨さんはライブに夢中(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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