- Amazon.co.jp ・マンガ (178ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088902203
作品紹介・あらすじ
新会社EDO設立に向け着々と準備を進める中、新社屋の建設現場では、お肌に悩む女性作業員が…。そんな彼女のために、アメリカ帰りのデザイナー・春日双葉が下着を作るが、ここで大きな問題が発生!? 試行錯誤する双葉を見守る一方で、伸介と弓香は久しぶりのデートに出かけることに!! 弓香は、酔いつぶれた伸介と一夜を共にするがそこでなんと、伸介に迫られて……!? ドキドキ感・増量宣言!の下着コメディ第6巻!!
感想・レビュー・書評
-
なかなか進展はしないものの、進展した時はこのマンガが終わる時なので、このまま続けていって欲しいですね。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
物語はそこにリアリティが無ければ没入することができません。では、虚構の物語をリアリティを高く創りだすためにはどうしたらよいのでしょう。
本作品は江戸伸介という男が特殊な能力を持った指を持つというたったひとつの偽を真とすることだけを読者に要求し、その先は非常に論理的に全ての虚構が真になる(リアリティがある)ように描かれています。「AならばB」で、Aが偽だったらどんな命題Bも真にできるというやつです。もちろんそれは、その構造を取れば誰にでもできる技術ではなく、弓月光という天才ストーリーテラーならではがなせる技術です。
たとえば本巻でも「見た目がA定食で食べると涙が出てしまうほど美味な食事を作る老人ホームの食堂のおばさん」が出てきますが、江戸伸介の指の存在を認めた読者ならすんなり受け入れることができます。
さて本作品は、今進行しているビルの完成とショウの成功をもって完結するのか、それともその先も描かれるのか。
弓月光の他の作品からすると完結してしまうのだろうと思うのですが、それでは大坂城を築城したところで終わる太閤記のようなものなので、その先も描いてほしいなあと思います。 -
色々なタイプの女性が登場してくるのが、個人的に好み。
ただ、登場人物の女性は、そのほとんどが‘いい人’で、時には‘悪い人’が登場してもいいのではないかと思う。