ここは今から倫理です。 3 (ヤングジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 40
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088912615

感想・レビュー・書評

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  • 実存主義は難しすぎて理解できていなかったのだが、この漫画で少しは理解できてしまった。
    やっぱ漫画ってすごい。

  • 無口、リストカット、個人主義。またいろんな生徒が出てきた。漫画だから脚色してるところはあるけれど、悩みを抱えてる高校生は実際にはたくさんいるのかな。

  • ジュダさんの存在がすごく気になって好きだった。また登場してほしい。

    何のために勉強するのか、生徒の努力をきちんと認めてあげた上で、「自分のために」勉強する必要性を押し付けがましくなく説ける大人に私もなりたい。

    真実の自分のあり方についての考え方、実存主義が気になったので後で調べる。


    ジュダ「アンタとこうして口論する事だけが、俺がしてる唯一の倫理的なこと...。」

    高柳「”対話”が哲学そのもので、その哲学がこの世の全ての学問を生んだ...。人間は”対話”を経て成長してきた。」

    “おせっかいな人で悪意を持たないものはいない”フランシス・ベーコン

    “他者への没頭は、それが支援であれ妨害であれ、愛情であれ憎悪であれ、つまるところ自分から逃げる為の手段である” ホッファー

  • 良き。

  • 本当にいい作品。
    何度も読み返したいので保存決定。

    読んでも売らない作品認定。

    個人主義と全体主義
    なんのために勉強している?
    リストカットをしてはいけない?

    そんな誰にも起こりうる、誰の日常にもあるできごとを
    分かりやすく心に染み入るセリフで入ってくる

    面白い!

  • "我々は他人と同じようになるためにきびしい自己放棄によって
    自身の4分の3を棄てねばならない"って、
    綿谷りささんの気球をあげる話と同じことだよな。
    私は気球をあげたくないと強く思ったけれど、
    曽我くんみたいな格好良さは持ち合わせていないな。

    "勉強は本来すごく楽しいことなのですよ"
    最近勉強は楽しくないものだという鼎談を読んだところだったから
    楽しいことって言っているのがなんだか嬉しい。

    セリフの後に、私にはできなかったから って言葉が聞こえてくるようで、
    先生のこれまでに何があったのかが、とても気になる。

  • 善と悪の判断は出来ているようで意外と出来てないことがあるのかなと。

    自分のために生きるってどういうことなのだろう。

  • 感想は1巻でソッチ(*・д・)σ

    https://booklog.jp/users/fleurenbonton/archives/1/4088907914

  • やっと絵柄に慣れてきて面白くなってきた。

    先生もまた人間であり、生徒との関係性は所詮他人である、そして教育に答えはない、という大前提をしっかり踏みながら、それでも倫理で向き合う真摯さは染み入るものがある。
    鈴木先生に近いかも。

    私の学校には倫理の授業がなかったので羨ましい。
    ちゃんと理解しきれてないのでまた読み返したい。
    わかりやすい倫理の教科書として学生にも読んでほしいかも。倫理習ってないから説得力ないけど。笑

  • 勉強は受験勉強だけでなく、「これはなんだろう」
    と思ったものを調べる事も勉強。
    本当にそのとおりで、本来勉強は楽しいことなのに
    受験や試験の為の勉強は追い詰められて息苦しくて、とても勿体無いと思う。
    母親が子供の前で父親を「駄目な人」と言うし
    良かれと思ってのことなのはわかるが
    こどもの意見を尊重しないしで、十分毒親だと思う。

    グループLINE、自分はうざい派。
    入りたくないが、必要な連絡も時々は来るとなると中々抜けにくい。
    「なんで入らないの」とみんなに訊かれるから、入らないほうが面倒くさいというの、よくわかる。

    日本は農耕民族だから、村を作って協力する
    まるで社会主義のような集団の生き方をしてきた
    というのは納得がいった。
    個人主義が輸入されるまで、日本はそういった生き方をしてきた。
    どちらが良いというのではなくて、バランスの問題だと思う。

    個人主義も全体主義も、要は度を過ぎてはいけないということなのだろう。
    確かにその集団に愛があり過ぎれば、結束を乱すものは邪魔者として排除したくもなりそう。
    いじめに発展しない結束力はある程度受容すべきという先生。
    同調じゃなく受容というのはちょっと難しい。
    ある程度の判断基準も個人差がありそうだ。
    どうすればより多くの幸福が手に入るのか考えることが倫理というのが、なるほどと思った。

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著者プロフィール

1990年生まれ。東京都出身。
初連載作となる『ALL OUT!!』では、独創的なビジュアルとキャラクターの描写、ラグビーシーンの迫力や熱い展開などが多くの読者から支持を集めている。

「2017年 『ALL OUT!!(11)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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