BE BLUES!~青になれ~ (3) (少年サンデーコミックス)

著者 : 田中モトユキ

• 小学館 (2011年11月18日発売)

作品紹介・あらすじ

奇跡の復活劇！本格サッカーロマン第3弾！

再起不能の大ケガを負ってしまった天才・一条龍は、
再び輝くことができるのか……
誰もが疑いの目を向ける中、
必ず復活すると誓った少年と
必ず帰ってくると信じていた親友が
ピッチの上で奇跡を起こす！
嵐のような感動を呼ぶ
大人気本格サッカー大河ロマン!!


【編集担当からのおすすめ情報】
大好評の「BE BLUES!～青になれ～」の第3巻です。
2巻で大ケガを負ってしまった龍は、再びピッチで輝くことができるのか？
少年サンデー掲載時に、大反響を巻き起こした復活劇を是非ご覧ください！
今、一番熱い青春がここにあります。絶対に感動します！

感想・レビュー・書評

[架空さんの感想 · 2018年6月18日]

Kindle 無料期間に３巻まで読了しました。
幼馴染ふたりとのやり取りを絡めつつ、比類なき才能の塊・龍のスター性を描くドラマで、２巻での衝撃的な展開から復活の狼煙を上げるエピソードがこの巻で展開していきます。

ペレなどサッカー界のレジェンドが為した名シーンを重ねたり、龍と同じ境遇にあるダンサーの奮起を促す瞬間だったり、出来すぎてると言ってもいいきらめきを浴びられます。また龍は2010年代的ニューヒーロー的な、完成されたマインドを持っているキャラで、彼の活躍は爽快で快適な快感を呼び起こしもします。

ですが、2018年時点では相当時代遅れな作品だとも言えます。「チーム」の描写はなく、ライバルはおらず、立てられるキャラはとても少ないし、龍には子ども特有の弱点がない。龍のパートナー役となりうる少女たちの課題描写も浅く、ステレオタイプの域を出ません。現代サッカーの醍醐味を照らすことはなく、復活のプロセスに肉薄することもありません。

2011年時点では「復活」や「たったひとりのスター」は強く求められていたかもしれませんが、それがいっときの「まやかし」に過ぎないことも今は既に知られています。また「強烈なスター」を描いた物語なら未だに古びない先達作品や新鮮で洗練された同期作品（もちろんサッカーものも！）がいくつもあり、それらと比べると、龍が完璧であればあるほど、作品自体の志の低い、言ってしまえば小粒な印象を受けます。

単行本としての引きも弱く、３巻で止めるのがちょうどいい優れた小品という印象です。

[ラビットサンバさんの感想 · 2018年1月26日]

復活。

[のこさんの感想 · 2017年9月7日]

絵がちょっと雑。だけど表紙を並べるとどんどんと綺麗になっていっているのがわかり、読んでみるのもいいかもしれませんが、3巻を読んだだけだとこの作品の魅力がいまいちわかりません。
主人公が頑張って一番になっていくというのは他のサッカー漫画でもあるわけで。それ以上の何かがないと読む気にはなれない私。
サッカーという、王道メジャーなスポーツだからこその何かがないと輝かないという勝負なジャンルなのでしょう。

[masaboxさんの感想 · 2017年4月12日]

2017/04/12
立読

起承転結の起への配慮がスゴイのはそうなのだが、その先にある承になる部分の凄みも。

[戒堂さんの感想 · 2013年2月10日]

龍の衝撃的な事故から、ようやくここまできた。
復活、といっていいのかどうか。

なるほど。一巻のあの無双ぶりは、この展開への布石だったのか、と納得。

次巻も激しく期待期待期待！

[あまなつさんの感想 · 2012年11月13日]

中学生編。ユニフォームはアルゼンチンモデル。
小学校がブラジル、中学はアルゼンチンだったので今後もどうなるか期待