- Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091271792
作品紹介・あらすじ
震撼のスペクタクル・モダン・ホラー!!
大正時代より、東京・沼半井町に
傲然とそびえ立つ奇怪な屋敷、
名を「双亡亭」。
立ち入った先で闇と出会ってしまったら、
もはや己は己でなくなるだろう。
遺恨を辿る者達はその門戸へと
導かれ、集い、挑む。
おぞましき屋敷を破壊する為に…!!
【編集担当からのおすすめ情報】
『うしおととら』『からくりサーカス』の藤田和日郎先生最新作!!!
自信を持ってオススメする衝撃作です!!
感想・レビュー・書評
-
試し読み。機会があれば続きを読んでみたい。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
藤田最新作はぞくぞくする。昔ながらのホラーな感じを再び前面に押し出すが、やっぱり登場人物が生きてると言うか熱い。怖いからおっかなびっくり読んでいる感じがする。
-
入ると呪われる館、双亡亭とそれにトリツカレタ人たちの物語。売れない作家、父親を館に殺された少年と巫女として強い力を持つその姉、40年前の航空機に乗っていた少年……彼らが目指すべき双亡亭はなんなのか。
単語だけ語られ、核心をはぐらかされる展開がなかなかに面白かった。 -
読了。
面白い。
腹にドーンと落ち込んできて、「あー!面白い!」。
藤田和日郎センセイの、このうまさは味わい深い。
ネタバレ抜きにいうならば、「いいから頑張って呼んでください!」 -
大正時代より都下に建つ謎めいた廃屋「双亡亭」。
人を喰らうという噂のその屋敷は巨大な鉄球を撃ちこもうが空爆を仕掛けようが何をしようが絶対に壊れない最凶にして最恐のお化け屋敷。
昔日双亡亭に幼馴染の少女を取り殺された防衛大臣と総理は、職権乱用と公私混同を極めて、下記を合言葉に起ち上がる。
「双亡亭壊すべし!」
とにかく双亡亭の存在感がすごい。圧倒的に不気味。屋敷の猟奇的かつ芸術的な造形が廃墟マニアの心をくすぐる。
天井で途切れた階段や宙に聳える帽子掛け、濠を巡らした肖像画の為の小部屋など、軍艦島や九龍城塞、零シリーズなどホラーゲームに出てくるカオス構造の家屋に惹きつけられる向きの読者にはたまらないギミックが随所に仕込まれている。
双亡亭を壊さんと古今東西から馳せ参じたキャラが濃すぎる霊能者たちも凄い。全員とち狂ってるといっても過言ではない言動と顔芸のイカレっぷりで魅せてくれます。
貧乏絵描き・凧葉とJK巫女・紅の年の差コンビのコミカルな掛け合いも微笑ましく、ユーモアと恐怖とがミックスされてぐいぐい読める。
今後の展開から目がはなせません! -
なんだかよく分からないワクワク感が私を襲う!!
昔のホラー漫画読んでるようででもキャラの温かみもあって面白かったです! -
10巻まで一気読み。
むちゃくちゃやばい。こんな世界を絵にするってどんな気持ちなんだろうか。どんどん謎が明らかになっていく爽快感とどんどん新たな謎が現れるもどかしさ。
話にのみこまれていく感覚がおもしろくもぞくっとした。 -
からくりサーカスは合わなかったが、こちらはかなり面白かった。異様な迫力のある漫画だ。続きを読みたい。