姉の結婚 (6) (フラワーコミックスアルファ)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 1365
感想 : 74
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091355782

感想・レビュー・書評

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  • 中盤まではかったるかったけど、終盤から急に盛り上がってきた。次巻あたりで完結かな?

  • なんか、とにかく、ラストの落とし方だけが気になる。助走の描き方に期待はないかも。

  • 表紙絵の二人の距離が物語内での二人の距離感を物語ってるかのようでした。
    今までの若い頃の恋愛(不倫)が明らかになり、もう二度と人を求めないでおこうとしているヨリだけど、真木のことを忘れられずにいて、他から求められていることに応えようとしてしまう。一方の真木も、親子関係が明らかになり、愛する人だからこそ自分の方を向いてほしいという願望もあり....。真木とヨリは、案外、自分の気持ちに素直になれば、もっとうまくいくのではないだろうかと思えてしまった。ルイの結婚は素直でいいなと思えてしまった。真木側にいろいろな動きがあり、続きがどうなるのか早く読みたい。

  • ヨリの今までの恋愛事情が語られ…なんというか業の深い女だなあ…と。
    報われない恋愛を繰り返すとどうしても報われること自体に臆病になると思うんだけどその見本みたいなパターン。
    若い子みたいに「この人!」て勢いで胸に飛び込むようなこともできなくなっていくんだよねえ…。うーん。

    対比的に描かれたルイの結婚エピソードはまっすぐで純粋でうらやましいほど。

    素直になるのも、まっすぐに欲しいものに向かうのも、なぜか難しくなっていってしまうのはどうしてなんだろうねえ。大人になっているはずなのに。

    ラストで真木との再会。どう転ぶのかな。。

  • 大人になるって=諦めることが出来る、なのだとわたしは思っていて。それが楽になれることだと思っていたし、今もそう思っているけれど。
    諦めるな喰いつけ、と言われているようなそんな。楽に逃げるなと言われているようなそんな。怖がるな選べ向き合え喧嘩しろ欲しいものを欲しいと立ち向かえとそんな。そんなふうに言われているような。
    わたしにとってはそんな本。

  • ある程度生きて来たら、女性の大多数は大抵経験するであろうと言う場面がかなり多く描かれている(多分)。
    色々身につまされる。
    かと言って自己投影するにはヨリはいい女過ぎるし、仕事や周りの男性陣もレベルが高過ぎる。
    その辺りが漫画だなあと思いつつ、どうしたってハッピーエンドに向かうように願ってしまう。
    彼女の年齢に達したら、また是非読み返してみたい。

    読む度に長崎旅行してみたくなる一冊。

  • 2013 11/9読了。
    もう6巻なんだなあ・・・先生の方がついに離婚話が出てきている。

  • 夢物語を成り立たせるディティールの高クオリティ 姉の結婚 6巻

    「太っていた冴えない同級生が痩せていい男になってしかも医者で
    自分に迫ってきて不倫関係になる」

    という壮大な嘘、夢物語な設定なのですが、
    そう感じさせないのがディティールのクオリティの高さ。
    生活の一コマでのリアル感が、この設定を成り立たせています。

    この巻では、ヨリの過去と男性観、そして人生観が、
    ルイとの対比によりくっきりと現れます。

    また、誠の過去と、人生観、愛されたいという願望も
    現れるのですが、彼はある出来事から過去に決別をし、
    変わろうとしていきます。

    2人の心の変化と、2人に近しい人の変化で、今後どうなっていくのか。
    7巻に向かってなんとも気になる展開で終わります。

    次巻姉の結婚7巻の発売は、2014年5月ごろでしょうか。
    非常に楽しみです。

  • また出会ってしまった…!

    この先壊れるかもしれない関係と築かれるかもしれない関係にワクワク。

  • ヨリの気持ちがわかりすぎてもやもやする。

    いろいろ経験してきたからこそ二の足を踏むっていうのはわかるな。
    器用に生きることって難しい。

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著者プロフィール

鹿児島県出身。1988年『待っているよ』でデビュー。代表作は『娚の一生』『姉の結婚』。

「2018年 『キスする街角』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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