風光る (11) (フラワーコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 465
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091381019

作品紹介・あらすじ

剣豪にして博学、そして超美形の大物・伊東甲子太郎が遂に入隊した!! 土方や清三郎ことセイへの彼の飽くなき情熱(?)で、隊内は結成以来の大騒ぎ。良くも悪くも新しい時代の到来を予感する新撰組だが、その水面下では密かに不穏な空気が漂い始め…? 話題沸騰、渡辺新撰組大激震の第11巻!

感想・レビュー・書評

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  • 正坊の再登場。
    山南さんの苦悩と、それを影から見て(?)いる斎藤センセ、おセイちゃん。それぞれの揺れる気持ちが苦しい。
    明里さんの深い悲しみも苦しい。
    全くブレずにいる沖田センセの気持ちも深読みしすぎて苦しい。
    結果、おセイちゃんと一緒に泣いてしまう。

  • 山南サンの最後。すごく寂しいものでした。というか、明里サンがかわいそうです。

  • 山南さん、切腹。
    あんなに幸せそうな2人だったからこそ
    残された明里さんの気持ちが
    すっごくわかる。。。

  • 正坊と山南さん(涙)

  • 試衛館からの仲間である山南さんが、池田屋に出陣もさせてもらえず
    土方さんに恨みを募らせ、攘夷が出来ない隊に愛想が尽きた
    だとか、
    女にいれあげて、こんな隊にいるよりは一縷の望みをかけて脱退した
    だとか、よくあるそんな話に、私はどうも納得がいかなかった。

    初期の頃、近藤さんが天狗になって困る、と永倉らが故郷に手紙を出した
    事実があるのだが、それも近藤勇らしからぬ。
    ある歴史家が、天狗=天狗党のことでは、とおっしゃていて
    きっとそうだ、と私としては合点がいった。
    山南さんの脱退も、天狗党がらみ、という設定は非常に受け入れやすい。
    この展開なら、伊東さんもただの悪役ではなく立派な志士である。
    この描き方にはとても納得した。
    伊東さん、近藤さん、どちらもそれぞれに立派な武士であり
    言っていることも最もで、その板挟みになり苦しむ山南さんの姿。
    ここまで追い詰められたとしたなら、腕がたち聡明な彼が
    脱退した理由としてももっともらしいのではないだろうか。
    新選組をふたつに割らない為に、自分がすべてを抱え込んでしまったのではないだろうか。  
    もしこれが事実だとしたなら、大津まで逃げておきながら
    追手を撒こうともせず、あろうことか自分から声をかけてきて
    共に屯所に戻ったなどという逸話も
    明里の故郷を訪ねる為だったとしたなら納得。

    史料が残っていない山南さんの切腹の理由を
    ここまで武士して説得力ある描き方をしてあるものは
    私はこの漫画が初めてだ。

  • 久しぶりにマンガで泣いた。

  • 山南さんの決死の選択とは?

  • 山南さん・・・・

    とうとう恐れていた場面が来てしまった。

    オイオイ涙。

  • (2008/8/14 読了)

  • P14〜15

    どういう秘術なんだろう
    沖田先生にかかると どこにも“悪者”がいなくなる
    そして誰もがホッとする
    ホッとして 優しくなる
    沖田先生の優しさに染まる


    ★山南敬助切腹

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著者プロフィール

日本保健医療大学保健医療学部准教授

「2017年 『保健の実践科学シリーズ 学校看護学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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