おーい竜馬 第16巻 (ヤングサンデーコミックス)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091513465

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  • 薩長同盟に向けて動き出す。同盟への道のりは平坦ではなかったと改めて思う。

  • 薩長同盟。ここではまだ成らないけれど、いかにすごいことなのか、いまの時代ではあまりぴんと来ない。薩摩と長州が手を結べばいいのにと考えていた人は他にもいたかもしれない。ただ、それを実現させるのがどれほどしんどいか。教科書ではたった2~3行で済まされてしまっていたこの同盟が、どうやって結ばれるに至ったのか知れてよかった。

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    長崎に設立したカンパニー亀山社中を陸奥らに任せて、竜馬は薩長同盟実現のため長州に向かった。薩摩に対する恨みがつのる桂、高杉をどうにか説得した竜馬は、また中岡が同じ考えを持ち、西郷を長州に連れてくることを知った。竜馬と桂、高杉は下関で西郷と中岡を待っていたが、約束の日に現れたのは中岡だけであった。西郷は他の重臣達の反対に会い、独断できなかったのだ。西郷にすっぽかされ怒る長州側。竜馬は京の薩摩藩邸で西郷を説得、薩摩名義で長州の武器を買うことを承諾させた。しかし長州では憎き薩摩に助けを借りたという反感が広がり、その矛先が桂に向けられていた。竜馬は米不足の薩摩に長州が兵糧米を安く売って恩返しをすることを提案、桂もこれを受け入れた。一方、京に戻った竜馬は長州に武器を流したことを幕府に知られ、新撰組に囲まれてしまう(小学館より)

  • 坂本龍馬の生涯をフィクションも交えつつたどる魅力溢れる作品です。小学生のとき、アニメ化されてNHKで放送していたんですよね(メインは少年時代)。僕は以蔵さんの大ファンでした。武田鉄矢の主題歌が意外と印象深かったなあ。

    漫画は、龍馬に限らず幕末の志士をはじめとした脇役の個性が際立っていて、内容も一品。幕末の歴史を学ぶうえでも重宝する仕上がりになっています。志士たちがどんどん非業の最期を遂げていくため、涙なしには読めません(泣)。

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