記憶の技法 (フラワーコミックス)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091670014

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  • 修学旅行で韓国に行くことになった華蓮は、パスポートを作るために取り寄せた戸籍抄本に不可思議な記載をみつけた。自分よりあとに生まれている亡き姉の存在。記録から消された実父母の氏名。自らの過去に疑問を抱いた華蓮は、隠された真実と封印された記憶を取り戻すため、旅に出る――。

    ------------------------

    彼女は、真実を知ってどう思ったのだろう。知らないままでいれば良かったと思ったのだろうか。悲しい事実だけでなく、楽しかった記憶を思い出せたからよかったのだろうか。
    自分ならば、できれば知りたくなかったと思ってしまいそうな気がする。何も知らないままでいればよかった、と。

    この旅に同行する同級生の少年が、少女との別れ際に告げた痛切な願いが、響いた。

  • 吉野 朔実は、終わってしまったはずの物語の向こう側をのぞきこもうとしている。
    だから、物語に結末はなくて、唐突に終わる感じがする。

    それ自体が、切り取られた時間だと主張するように。

  • 良い。「霜柱の森」の主人公が出てくるところも素敵。

  • 単行本:全1巻

  • 全1巻

  • こんな内容だって知ってたら絶対読まなかった・・・。

  • 忘れなければいけない記憶

  • 吉野朔実はひっそり刺す。
    この作品もそんなやられた感が漂う作品。
    甘く見てると怪我します。

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