- Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091790262
作品紹介・あらすじ
其れは、大正九年。僕が、数えで十七の春だった。
僕を殺して呉れないか
時は大正九年。一高入学を目指して志高く上京した田神正崇(たがみまさたか)が奇しくも出逢ったのは、謎めいた美青年、俟爵家の御曹司・斎木蒼磨(さいきそうま)だった。その時から、正崇の運命が狂おしく迸りはじめる――!! 愛憎入り乱れる、美しくも悲痛な大正浪漫幻想譚!!
感想・レビュー・書評
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どう昇華させればよいのか悩む作品。
『セレス』あたりから描かれる『愛』が凄すぎて、ここにきてさらに…何処へ…といった感じです。
正直、描かれていているのが『愛』なのかも不明なのですが…(汗)
三島由紀夫?的な耽美さや純文学的な要素を感じつつも、どこかに違和感がある…そんな感じです。
ストーリー展開や描写力以外に「読ませる力」が半端なくある作品です。 -
『ふしぎ遊戯』『妖しのセレス』等超人気作をもつ渡瀬悠宇が満を持して放つ!これまでの渡瀬作品とは一線を画す記念碑的作品。其れは、大正九年。僕が、数えで十七の春だった。僕を殺して呉れないか。時は大正九年。一高入学を目指して志高く上京した田神正崇(たがみまさたか)が奇しくも出逢ったのは、謎めいた美青年、俟爵家の御曹司・斎木蒼磨(さいきそうま)だった。その時から、正崇の運命が狂おしく迸りはじめる――。 愛憎入り乱れる、美しくも悲痛な大正浪漫幻想譚!
出版社より -
漫画を好きな人が漫画を描くのがうまいっておそろしいことだな
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【立読】
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「桜の下には死体が埋まっている」という言葉がとても似合う。
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ざっくり説明すると、お耽美昼ドラJUNEって感じか。
いろんな意味で、古き良き時代の匂い。
上巻でまだまだ説明段階て印象なので、この評価。 -
「僕を殺して呉れないか」
発売当時、書店の新刊コーナーに平積みされたため帯に目がとまり、興味を惹かれ購入しました。
とても重い内容で読み終える頃にはとても疲れてしまいますが不思議と繰り返し読みたくなる作品です。