西原理恵子の人生画力対決 (6)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (72ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091791931

作品紹介・あらすじ

サイバラひがみ節、絶好調です!!

今回も豪華なゲスト陣と画力対決しております。
「ハチミツとクローバー」「3月のライオン」の羽海野チカ先生。
「はじめの一歩」の森川ジョージ先生。
「GTO」の藤沢とおる先生。
「Dr.コトー」の山田貴敏先生。
「ダーリンは外国人」の小栗左多里先生。
「臨死!!江古田ちゃん」の瀧波ユカリ先生。
「うちの3姉妹」の松本ぷりっつ先生。
そしてなぜかボブ・サップとも!!

感想・レビュー・書評

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  • 「人生画力対決」6巻目にして初購入。衝動買いしてしまったのは、個人的に好きな漫画家さんがどっさり登場していたから、サイバラとどんな絡みをしているのか興味津々で。
    いやいやいや、下品さに度肝抜かれた(笑)その下品なネタの数々がことごとくツボでございました。
    小栗左多里&松本ぷりっつ&瀧波ユカリの「臨死!!うちのダーリンは外国人三姉妹!!」(笑)対決は、瀧波さんの炸裂する下ネタに翻弄されまくりでした。強烈だけど面白すぎる!そして、ぷりっつさんによるサンリオ・サンエックスの某人気キャラの「パチモン感のないパチモン」な絵がかわいかったです。ライブで見てみたかったな~。
    大ヒット少年漫画「はじめの一歩」「Dr.コトー」「GTO」の作家対決は、豪華!だけど、真面目vs酔っ払いvs温和な先生キャラの三つ巴がすごかった。特に山田先生の壊れ方が激しすぎて…。そういう人だったのか~。藤沢氏はハニーやラムちゃんなどのお色気女子がめっさキュート。そして、森川氏は釣りキチ三平やタッチ、鉄兵など正統派キャラがお見事。あと、GTOがイケメンで個人的にお気に入り。
    そしてサイバラvs羽海野チカ。どんなにサイバラに汚されようともものともしない、「清濁併せ呑む」なチカちゃんだから、少年/少女マンガの垣根を取っ払って活躍できるんだな~。確かな画力はさすがです、ポッターも003もヤマトもふたりエッチも一条ゆかりも!幅広さに脱帽。
    毒吐きまくりのサイバラだけど、ところどころで少年マンガ・少女マンガの名作をリスペクトしていることが垣間見えて、そこには大いに共感。私も「はじめの一歩」愛読者で、デンプシーロールやってみたし(笑)そして、チカちゃんとの対決のラストのコマ「女の子はお菓子とウワサ話とステキな漫画で大きくなる」には、納得~~~。
    「ちょっと一休み最近のいろいろ編」も、ネタが詰め込まれていて腹がよじれそうでした(笑)シマコさんも高須さんも濃すぎるよ。「高一なのに中二」な頭の息子ネタも笑ったな~。

  • なんと!まさかの羽海野チカ先生登場。「私が真実のハグちゃんだ」とサイバラが描く真の美大漫画は題して「パチクロ」。ワハハハ。

    いやあ、今度の画力は久々に面白かった。ここのところ、笑いようがない巻の連続で、なんというか惰性と義務感(って言うのもヘンだけど)で買ってたんだよね。6巻は、女性ゲストの回が中心で、男性漫画家の回よりずーっと面白い。何というか、毒気に複雑な味わいがある感じ。サイバラもイキイキと毒を吐いていて、実に楽しそう。

    チカ先生は、当然とはいうものの、すんごくうまい。ハリー・ポッターなんかほんとにお上手。サイバラが、その画力や作品作りに対してきちんとリスペクトしていることが伝わってくる。岩井志麻子センセイという破壊的キャラが登場してもなお、羽海野さんの清潔感は揺るがない。またハチクロが読みたくなった。

    お題に、我が愛のくらもちふさこ先生が出て、キャーッ(描いて!なのか、やめて!なのか自分でもわかりません)と思ったが、「作品はすばらしいんだけど、キャラの顔だけ昔のすっげー平凡な少女漫画顔で特徴なさすぎて描けない」とのサイバラの言葉で却下。うう、やっぱりちょっと見たかった…。

    「少女漫画の作者達が人として大人になって少女ではない漫画を描きはじめた頃」「人の心の内側や、ぎごちない人間関係。華やかでない人たちの物語」 うーん、サイバラわかってますねえ。「特徴のない少女漫画顔」がいいのよ。

  • お題を出し合って漫画家さんたちと画力(記憶力?)を対決する不思議なシリーズ第6巻。
    漫画家さんたちって、いろんな人がいるのだなぁ…。

    この巻は団体さんが多く、小栗左多里&瀧波ユカリ&松本ぷりっつ組や森川ジョージ&藤沢とおる&山田貴敏組など、知ってる人と知らない人が入り乱れ。
    羽海野チカさんは、絵が苦手で読んだことなし。

    そう考えると、我が家の面々はあまりマンガを読んでこなかったかも…。
    令和は絵本とマンガの王道を知るべく、いろいろ読んでみようかな…。

  • 羽海野チカ先生で買って、一番笑ったのは通りすがりの海原雄山でした。岩井志麻子出過ぎww

  • 出るも地獄、断るも地獄。 と小栗左多里先生がおっしゃるとおり 西原先生には 失うものは なにもないんで でも意外に 瀧波ユカリ先生と西原先生の 絵は結構似てるし ゆるきゃらも描けるんですね

  • ちょっと読んで、ケタケタ笑って寝るというのは、寝付きのいいもんですね。

  • この本、市立図書館にリクエストしたら蔵書として購入してくれた。
    本当に悪いことをしたと思う。画力対決に関係ないエロ話がいっぱい入っていて、それが面白くない。税金でこれを買ってもらったなんて、市民に申し訳ない。
    でも、図書館員も断ればいいのに。なんで「私たちは繁殖している」を断っておいてこれを提供するのか、意味がわからん。

  • さすがに飽きてきた

    前半は女性コミック作家
    こちらは顔出し無し

    「ハチミツとクローバー」の羽海野チカ先生。
    「臨死!!江古田ちゃん」の瀧波ユカリ先生。
    「うちの3姉妹」の松本ぷりっつ先生。
    「ダーリンは外国人」の小栗左多里先生。

    後半は少年漫画
    こちらは写真盛りだくさん

    「はじめの一歩」の森川ジョージ先生。
    「GTO」の藤沢とおる先生。
    「Dr.コトー」の山田貴敏先生。

    おまけでかっちゃんとボブサップ

    競馬騎手と鯉の餌のエピソードが好き

  • 相変わらず下品。でも嫌いじゃない。羽海野チカまで出演するとは、ちょっと意外。

  • 前半の下品振りが度を越えている。身内しか呼べないのならもう潮時。中盤のマガジン作家と羽海野氏の回が良かっただけに。しばらくこの企画は寝かせておいた方が良いかも。

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著者プロフィール

高知生まれ。漫画家。’88年『ちくろ幼稚園』で本格デビュー。’97年『ぼくんち』で文藝春秋漫画賞を受賞。’05年『上京ものがたり』『毎日かあさん』で手塚治虫文化賞短編賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「2021年 『猫組長と西原理恵子のネコノミクス宣言 コロナ後の幸福論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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