浪費図鑑―悪友たちのないしょ話―

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 762
感想 : 75
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091792341

感想・レビュー・書評

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  • 書店で見かけて草生やしながら手に取りましたが、レジまで付いてくるとは思わず、浪費、そして読了しました。

    初っ端で出てくる女が「あんスタで浪費する女」で、書き出しが
    「「同人175スレ」というめちゃくちゃに悪趣味なスレッドをご存知でしょうか。」
    で始まるという、このパワーワードのオンパレードっぷりにまずノックアウト。何浪費したかとかそういうのどうでもいいレベルでキャラの濃いラインナップ。この濃さは浪費してるからキャラ濃いのか、元からキャラ濃い上に浪費までしているのか。ともかくお金は大事に使ってください。老後用だけじゃなく、身体を壊すとか会社が突然潰れて失業とか予期せぬアクシデントに襲われた時の備えのためにも!

    しかし、都内の女多いな。都会は浪費の誘惑が多いんでしょうか?! 羨ましい!……もとい気をつけないとっ!

  • 推しのえっちな絵が見たいという原動力
    ここまでのめりこめるものがあるというのがある意味羨ましい。

  • 人は、自分の趣味にどれだけ金をかけるのか。

    給料からボーナスまで注ぎ込む、のは知っていましたが
    突如はまると金の溶け具合が半端ないな、と。
    こう具体的に本人達の声を聞いてしまうと
    想像以上のカオスがそこに存在します。

    とりあえず、凄い…の感嘆しかありません。

  • 同人誌として出ていた時も凄く斬新な切り口だと思っていた。改めて読むことが出来てよかった。

  • ★オタク女子の金遣い★男のオタクというと一昔前の秋葉原に集うアイドルオタクの印象が強く、AKB総選挙の投票券のためにCDを爆買いするような印象が強い。女子にも当然オタクはいるが、キモさで悪目立ちすることが少ないためかどれだけの熱量と消費があるのかはなかなか分からない。

    愛を注ぐ対象は幅広く、どんな内容にどれだけのお金をかけているかを多方面から集めてまとめた。共通するのは「いま買わないと二度と手に入らない」「お金を積めばきちんと得られるものがある」。アニメや宝塚、アイドル、バンド、地下声優などいろいろな「浪費」と喜びの形があることを教えてくれる。何であれ熱中できるものがあるのはうらやましい。本書でも触れながらあまりカバーできていなかったが、どうやってお金をやりくりしているのかを知りたい。

  • 図書館で借りたもの。
    他人にとっては「浪費」に見える彼女たちのお金の使い方。でも、それはれっきとした「愛」なのです。
    まったく新しい真実の「愛」の形、お楽しみください!

    二次元とかアプリゲームの話についていけるかな?って思ったけど、注釈ついてて分かりやすかった!

    しょっぱなから濃いー!
    面白くないゲームになぜ課金?かという質問に
    「手に入れることができる絵がとてもえっちだから!」ってきっぱり…(笑)

    ソシャゲのガチャで1日20万溶かすとかね…すごすぎる。

    何か夢中になれるものがある人は人生楽しいよねー!
    そのために仕事頑張ろうってなるし。
    おたくが経済回してる!!

  • わかります。好きなもののためにお金を使う気持ち。

  • わかりみが深い…浪費って楽しいし、愛そのものです。

  • こういう女子が高校時代たくさんいたな
    これはこれで魅力的だけど共働き必須だなー

  • 浪費図鑑は色んなオタクのお金のかけ方、価値観、心理が観れるので楽しいです。
    オタクと一言で括れない、各界隈の掟とかも見えるのも楽しい

著者プロフィール

劇団雌猫
平成元年生まれのオタク女子4人組(もぐもぐ、ひらりさ、かん、ユッケ)。編著書に『浪費図鑑』(小学館)、『一生楽しく浪費するためのお金の話』(イースト・プレス)など。

「2023年 『世界が広がる 推し活韓国語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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