おろち: 楳図PERFECTION! (1) (ビッグコミックススペシャル 楳図パーフェクション! 4)
- 小学館 (2005年11月30日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (314ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091800381
作品紹介・あらすじ
▼第1話/姉妹▼第2話/骨▼私のUMEZZ体験●あらすじ/激しい嵐をさけるため、おろちが立ち寄ったお屋敷。そこには美しい姉妹がふたりきりで住んでいた。姉・エミ17歳、妹・ルミ16歳。だが奇妙なことに、ふたりとも18歳になることを異常なくらい恐れていた。身の毛もよだつような、恐ろしい血筋の家に秘められたナゾとは…?(第1話)●本巻の特徴/摩訶不思議な力を持ち、時を超えて存在する美少女・おろち。行く先々で哀しき運命を背負った人間と出会い、その翻弄されゆく人生を傍らから観察し続ける…。楳図かずおデビュー50周年記念企画として、先に刊行された『へび女』『ねがい』『蟲たちの家』に続く“UMEZZ PERFECTION!”第2弾が、全4巻で登場!!
感想・レビュー・書評
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とても美しい表紙に惹かれて買った。
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表紙の美少女に「買いなさい…」と操られた。きっと。
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おろち美しい♪
楳図かずお原画展で見た時、この作品に限らず描きこみの細かさ、美しさに驚いた。
楳図かずおの描く女性は美しい人が多いが、おろちの美少女っぷりと、「洗礼」のさくらのかわいさにはメロメロになってしまう。 -
好きー好きー好きー
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「姉妹」「骨」
美貌の姉妹に迫る残酷なタイムリミット「姉妹」は
何度読んでもイヤ~な気分になる、
いや、いい意味で(笑) -
持ってるのは違う版だけど、とりあえず。初めて読んだのは小学生だったかな。とにかく怖かった。大人になって読み返して、意外に「女」なんだと気づき、ますます恐ろしさが強まったと思う。
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楳図かずおをシマシマのおっさんとしか思っていない輩よ。「おろち」を読め!
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俺の記念すべき恐怖漫画デビュー作品
楳図 かずおは人間の本性とかを剥き出しにして
描くのが本当に上手で
読むと背筋がゾクゾクって来ます
あまりにも現実に差し迫りすぎているので
かえって現実よりも恐怖を感じる
そんな奇妙な論理(ロジック)をも内包している作品
主人公はおろちという女の子で
この出口の無い物語の一応の解決法を見出そうとしています
そうやってもがいている姿はきっと読者と同じ立場を描いているのでしょう
今の漫画は殺人とかグロさで人々の恐怖を煽っていますが(ゆえに不自然なリアル)
そうではない原生的な恐怖というものをぜひお試しあれ
なにせこんな時間にレビューしているのだから
言わなくても分かるはずです 感想はw
これは本当の恐怖とは何かを教えてくれる教科書
新鮮な怖さに刮目しました