あずみ (41) (ビッグコミックス)

  • 小学館
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091812001

作品紹介・あらすじ

▼第1話/帰還▼第2話/奸計▼第3話/涙雨▼第4話/痛恨▼第5話/出奔▼第6話/漂白▼第7話/露見

●主な登場人物/あずみ(精鋭の刺客として純粋培養された少女)、千代蔵(耳が聞こえないが、長刀を自在に操る手練)
●あらすじ/国千代の救出という過酷な使命を果たし、天海とともに海路で江戸へと戻るあずみ。武信への思慕の情を残しながらも、千代蔵とともに束の間訪れた安らぎに浸る。そんな折、あずみの活躍を聞かされた国千代の母・お江与より、どうしてもあずみに会ってお礼が言いたいという申し出があり…(第1話)。
●本巻の特徴/見事、国千代奪還という使命を果たしたあずみは、千代蔵とともに秀忠の妻・お江与の屋敷へと招待される。だがそこには、ただならぬ空気が立ちこめていて…!?
●その他の登場人物/南海坊天海(亡き家康のブレーンを務めた高僧。あずみを保護し、新たな使命を授ける)、国千代(徳川秀忠の次男)、京極貞麻呂(天海と対立する金地院崇伝の配下)、飛猿(甲賀忍者。現在は天海のために働いている)

感想・レビュー・書評

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  • あずみに依存しているからか天海が鈍すぎる。美しさ、強さを兼ね備え、実績も申し分なく、忠実。そんなあずみが側近にいれば仕方ないのかな…。
    天海の鈍さのために敵対勢力に情報が筒抜けになっている。千代蔵がやられたのは天海の怠慢だよなぁ(泣)。飛猿も隠密以外では期待できない。あずみは武信のもとへ戻っても良さそう(笑)。

  • ビッグコミックス

  • 国千代を連れ帰り、かつ武信の父の切腹により、武信の領地も取り潰しを免れた。使命を果たしたあずみは再び天海の元に戻る。この功により、国千代の母・お江与に気に入られたあずみは尼寺への招待を受けた。千代蔵と共に寺に向かうあずみだったが、そこには柳生宗矩と京極が結託して放った刺客が待ち受けていた。

    ネタバレですが、千代蔵が殺されてしまいます。最期のシーンはよかった。死んで欲しくないキャラだったので残念ですけど、「あずみを守って死んだ」というのが心に残るキャラでした。

  • 連載期間14年にも及んだ小山先生の大作。物語をどう終わらせるのかずっと気がかりだったけれども、第1部を終え、舞台を幕末に代えてしまったのに震えた。個人的には静音・忠音が出てくる雪国編あたりまでが何度も読み返したのでよく覚えている。登場してすぐ自爆した飛猿が、その後こんなに主要人物になるとは思わなかった。

    それにしても、小山先生の描く人物は、悪人と善人の顔の描きかたの違いが凄まじい(意識的にそうしている、と「お~い竜馬!」連載後の武田鉄矢との対談で言っていた)。

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