美味しんぼ: 長寿料理対決!! (28) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091820389

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  • ベーコン。
    ふーむ。ベーコンに夢中になる老人。
    肉食系老人。
    ゆう子のおばあちゃんも 魅力的なんでしょうね。
    豚肉のあばら肉から アブラの飛ばし方、
    香の付け方。くん製技術なんですね。

    沖縄長寿。
    今の状況でいえば、沖縄が 長寿国でなくなっている。
    なぜ、そうなったかの方が 重要だが。
    医食同源の食生活が 沖縄の中に深く根ざしていたが、
    一気に ファーストフード旋風に巻き込まれる。
    それほど、脆弱な食生活だったのだ。

    海原雄山は 貝柱、クコ、朝鮮人参の烏骨鶏スープ。
    フカヒレ スッポン鍋。
    豆苗の炒めもの。ニンニクの芽の炒めもの。
    ニョクマムとナンプラーとよばれる魚醤と中国納豆(トーチのことかな)
    栗のはいった玄米ご飯。(無農薬を強調)圧力鍋。
    ツバメの巣、氷砂糖を蒸して 冷やす。
    ツバメの巣は 海藻が材料で、ヨード、カルシウムが豊富。
    →唐山が 『贅沢な料理』と指摘する。
    確かに、雄山の料理は こんな風ではなく
    どちらかと言えば 山岡の料理に近いような気もする。
    立ち場が 入れ違っているような。

    唐山は粗食が 高僧の長寿になっているのではというが。
    長生き料理と言うものが 意味があるのかと問う。
    山岡は 素食を提案する。

    沖縄 惣菜料理。
    足てびち コンドロイチン
    ミミガー クルミ キュウリ カルシウム
    ワカメ ワケギ アオヤギのヌタ。セレン。エイコサペンタエン酸。
    アルギン酸はコレステロールの抑制。
    コンブの細切りとダイズの煮付け。
    カボチャ、ニンニクの薄切り バター焼き。
    赤ピーマンとトウガラシの葉をニョクマムで。
    ゆでエダマメをだし汁にしたしたもの。
    小アジ 唐揚げとタマネギスライス。
    イカの墨汁。タウリン酸。
    白身さかなのグラタン。
    三練り。オクラ、納豆、山芋。ペクチン。
    サツマイモ 炊き込み粥。
    締めとして ゴーヤチャンプル。

    ゴーヤが簡単に 変化してしまうなんて、
    やっぱり 窒素過剰なんだよ。

    ふーむ。まぁ。沖縄料理の再現ですね。

著者プロフィール

本名、戸塚哲也。1941年、中国・北京生まれ。東京大学教養学部基礎科学科で量子力学を専攻。卒業後、電通入社。3年9カ月で退社後、劇画原作者として活躍。1983年より『美味しんぼ』(画、花咲アキラ)連載開始(第32回小学館漫画賞受賞)。1988年より「教育難民」として、オーストラリア・シドニー在住。
原作担当漫画に『まさかの福沢諭吉』『マンガ日本人と天皇』(画、シュガー佐藤)、『男組』(画、池上遼一)、『野望の王国』(画、由起賢二)ほか多数。著書に『美味しんぼの食卓』(角川書店)、『雁屋哲の美味しんぼ列島』(日本放送出版協会)、『日本人の誇り』(飛鳥新社)、『美味しんぼ塾』『同 II』(小学館)、『美味しんぼ食談』(岸朝子と共著)、『シドニー子育て記』、『頭痛、肩コリ、心のコリに美味しんぼ』、『美味しんぼ「鼻血問題」に答える』(遊幻舎)など。

「2017年 『さようなら!福沢諭吉 Part2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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