墨攻 2 (ビッグコミックス)

  • 小学館
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091830425

感想・レビュー・書評

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  • 中国にある一つの国の中の一つの城。小さな世界と流されてしまう場所に、こんなにも多くのドラマが。戦で死ぬのは、そこに住む全ての人々だということ。この視点は重要。絶対に目を背けてはいけない。

  • p.150
    革離
    「戦の勝ち負けは死者の数で決まる!今が勝負時なのだ!!」
    シュミレーションゲームが好きで、
    三国志や信長の野望をよくやりました。
    大戦略はあまりやらなかったけど
    今はhex-empire
    でもねゲームと事実は違うと思ってはいるんです。
    現代になっても無くならない戦争。
    現在は武器もすすんでいるので、直接死体を見ることなく殺人を犯せるわけです。
    それが戦争になると殺人にもならないわけですが、
    なんだかやるせないですね。
    昔は向き合っていわばどつきあいの戦争です。
    弓ができて騎馬があって、鉄砲になったあたりから近代戦争でしょうか。
    人が人を殺すことに正当な理由がどこにあるんでしょうか。
    よくわからん。
    権力と宗教でしょうか。

    p.210
    「遠い昔の大きなあやまち。墨者として生まれ変わった革離には心痛む思い出であった。」

    うんうん。

  • 穴攻になる。
    これは映画でもあったな。袁羽という顔が馬のように前に伸びている男のキャラがいい。こういうのは映画ではなかった。そのいじめを小さい時に革離がしていたというオチもなかなかにうまい。
    2作にして読み応えが十分だという手ごたえ。

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