- Amazon.co.jp ・マンガ (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091830685
作品紹介・あらすじ
▼第17~18話/そばの三たて(前・後編)▼第19話/そば屋の玉子焼き▼第20~21話/そば汁の“かえし”(前・後編)▼第22話/夏の終わりのそば▼第23~24話/新そばの季節(前・後編)▼第25話/踊るカレー南蛮
●主な登場人物/矢代稜(名人と謳われた祖父から江戸そばの技術をすべて引き継ぐも、店を構えず自由気ままに日本全国を放浪しながらそばを打つ、流し職人)、エリカ(稜の兄の再婚相手の連れ子。そばのうまさを知り、稜についてまわる)
●あらすじ/挽きたて、打ちたて、茹でたて。うまいそばの条件といわれている“三たて”だが、稜がそば打ち指導に訪れた村には“四たて”を唱える男がいるという。だが、その男が作るそばを試食した稜は、出来の悪さにげんなり。そこで稜が語る、“三たて”という言葉の本当の意味とは…!?(第17話)
●本巻の特徴/真冬に“新そば”を売っている店はインチキなのかどうか、稜が解明することに!! さらに、万人を虜にする“カレー南蛮”誕生の歴史にも迫る!!
感想・レビュー・書評
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シリーズ、第三弾。
名人と謳われた祖父より、江戸前そばの技術を伝授された八代 稜。
店は持たず、請われるままに、各地の蕎麦打ちへ。
・そばの三立て
・そば屋の卵焼き
・そば汁の”かえし”
・夏の終わりのそば
・新そばの季節
・踊るカレー南蛮
どれも味わい深い作品ですが、特に『新そばの季節』は、ウルウルします。
年も明けた1月、新宿歌舞伎町でサラリーマンが出会った『新そば』とは?
汁も薄いこのそばは、本当に新そばなのか?
対馬そば、ぜひ一度、食べてみたいですね。
【追記】
『そば汁の”かえし”』の中に出てくるセリフも、深いですね。以下多少長いですが...
そば汁とは、醤油が入っていて、醤油が入っているとわかっちゃいけない。
砂糖が入っていても、砂糖が入っているとわかっちゃいけない。
味醂が入っていても、味醂が入っているとわかっちゃいけない。
どれが勝っても負けてもいけない。
ただ、美味いと言うだけである。
食べた人に、何でこの味を作ったか考えさせる様に作らねば本当ではない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
対馬そばの話が感動した。
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新宿のそば屋さんの話とカレー南蛮の話、ベクトルが全然違う内容なのにどちらも面白くて印象的だった。作者の引き出しの多さを感じます。
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新宿の新そばで涙。最近涙もろくてだめだ。
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「新そばの季節」編は、なかなかいい味した話。本巻最後の「踊るカレー南蛮」編ははっちゃけたドタバタ感がイイ!
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(購入本)
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読んでいると、お蕎麦が食べたくなる作品ですね。
今回は、それ以外にカレーも食べたくなりましたけど。(笑)