- Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091837240
作品紹介・あらすじ
泣いて笑える徳弘ワールド大全開!
凄惨な強盗殺人を引き起こした犯人を兄に持つ、九頭龍マリ。
人殺しの妹として差別されてきたマリは
捨てられた男の子供を身ごもり、川に身投げしようとしていた時
スケベだが、温かくてやさしいおっさん、水田連太郎と出会う。
マリは身も心も救われて、結婚へ!!……幸せを手に入れたはずだったが……
スケベギャグとシリアスが絶妙にシンクロナイズする徳弘節の真骨頂!!
待望の第1集刊行!!
【編集担当からのおすすめ情報】
少年ジャンプデビューからずっと集英社でヒット作を手がけた作者が、
初めて小学館で挑戦する意欲作! 現代社会の持つ不条理に鋭く突っ込み
ながら、超お下品ギャグも満載! 徳弘氏のこの作品にかける意気込みは
ハンパない! 漫画でしか表現できない作品をお楽しみください。
感想・レビュー・書評
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つまらない。
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徳弘 正也が長年仕事していたS社を離れての第1作。
思えば僕は本当の「強さ」と「やさしさ」、「笑い」そして、少し・・・だけ「エロ」を徳弘作品から学んだんだ。
幸せなものを奪われる「哀しさ」のなか、めげずに「生きよう」とするキャラクターたちは、今だからこそなのか、いや普遍的に心を打たれて仕方が無い!
読むべし!!
(凹田) -
小学館移籍第一作<br /><br /><br />狂四郎のときも端々に見え隠れしていた妙な思想性が前面に出すぎていて、ストーリーがうまく流れていない。<br />「これが規範も信仰も死んだ国の若者か」なんて台詞は絶対必要ないと思う。<br /><br />編集サイドは何も言えないのかなあ。
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旦那を犬にしてバカにするというと某CMだが、その界隈の臭いが漂ってきそうな内容になってしまっている。
元々厭世的な作者ではあったが、この漫画ではさらに酷いあからさまな政府罵倒が始まって人が変わったようになる。
しかもそれがストーリーとは何も繋がっていかない。ただ難癖つけたいだけ。
社会的に否定された人間が行き着く先はここだよと誘導するかのような主人公の末路を見ていると、いいように利用されている人の悲哀しか見えない。
まさに作者の境遇なわけだが。
いかにも小学館らしい醜さと溝のような悪臭、しかも大して売れず消えていくこの惨めさ。
この人が終わったとしたらこの漫画描き始めた事だろうなと思う。
手塚ばりにがっかりした。
サスペンスとしては中々面白くなるだけに、政治的に超えてはいけない部分に踏み込んでしまったのは残念無念。 -
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衝撃。
安直なコメディかと思ったが、なかなかどうして、ここまで明るくもダークな設定なのか。
暗く重い背景を持つ女性と心優しいおじさんが織りなすストーリー。
サスペンス性も添えて。
これを読んだら次巻も必ず読みたくなるはず! -
徳弘 正也が長年仕事していたS社を離れての第1作。
思えば僕は本当の「強さ」と「やさしさ」、「笑い」そして、少し・・・だけ「エロ」を徳弘作品から学んだんだ。
幸せなものを奪われる「哀しさ」のなか、めげずに「生きよう」とするキャラクターたちは、今だからこそなのか、いや普遍的に心を打たれて仕方が無い!