- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091837776
感想・レビュー・書評
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軽い気持ちで手を出したら意外にヘヴィで驚いた。
三者三様の歪みっぷり。
でも女装男子♡とか云っていいとこ取りしてる様なやつより己が性癖に暗く悩んでるのの方が好ましい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
性癖をこじらせた人たちがさらに人間関係もこじらせていく話。
やらしくて、やましくて、秘密を抱えている。
表側の自分の生き辛さを裏側の歪んだ自分が支えている。
そんな孤独でアンバランスな人間が救いを求め、誰かに縋ろうとすると…。
続きが気になります。 -
「溺れる花火」の作者で気になって購入。
よくこれだけ込み入った倒錯劇を、情緒たっぷりに描けるなぁ。
ボーイッシュな由樹が、ちゃんと女の子の格好したり、女の子に目覚めていくところが気に入ってる。 -
全8巻☆
大学を舞台とした、女子だけど男の子っぽいせいで皆からずっと男子扱いされてきたヒロインちゃんが主人公の、ちょっと歪んだ性癖をもつ人たちとの人間関係を描いた作品☆
大学ではイケメンで通っている男子は、学年一カワイイ女子が目標密かに髪型や服装、メイク、持ち物を真似して、同じ格好をして夜の街に出て行く!?
学校一カワイイ女子は、制服を着て夜な夜な援助交際をする!?
この二人がヒロインちゃんと関わっていく過程で、色々と考えさせられてしまう…。 -
男の子っぽい女の子、女装する男の子、少女でいたい女の子、その他女子男子。
女装とか百合とか、単語で表現するとちょっと俗っぽいけども。
俗っぽくない深い人間同士の交差、それぞれのカタルシスが描かれていて、本当に1話1話興奮しながら読んでました。
未果子ちゃんかわいいよぺろぺろってするおじさんになりたいです -
女装趣味を持つカイト、ボーイッシュな自分を変えたいと思うユキ
歪んだ性癖を持つミカコ。それぞれ三人のヒメゴトを描いた歪な物語。
そこらの少女漫画と違って、ドロドロした三人のリアルな揺れる感情がわかりやすく表現してあって読みやすいから、すぐストーリーに引き込まれた。 -
書店員さんのオススメ!ってのを見て購入。
大人の女性にもオススメ!
とも書いてた。
ただのエロマンガかもしれない。
と思って期待はあまりしてなかったけど、
なかなか面白かった!
それぞれに変わった性癖だったり、
コンプレックスを持った、19歳の、
それぞれの青春のお話。
なのか?
これから読んでみないと分からないけど。
頑張れ!ユキ!ってなる。 -
読みながら思わず緊張してしまいました。
思っていたよりも内容が濃かったからかもしれません。
ただのちょっぴりエッチな漫画じゃない…。
複雑な三角?関係です…。 -
これは…作者さんは女性の方なのだろうか。エロティックではあるけどそれがメインではなく、キャラクターの感情の動きに重点が置かれているのでそう感じる
上手いとは思うけど、面白いかと聞かれるとちょっと微妙。性的な倒錯を描いていて、かなりアブノーマルな路線なのかと思って読み始めたけど、実際はわりとソフトというか、徹し切れていない感じが伺えた。
まあ女の子の描き方は可愛いかな -
設定はゆびさきミルクティーっぽい。
かなりニッチな性癖を切り取っててその子細な描写は素直に凄いと思う。
いずれの登場人物も「終わってしまう私のピーク」を自覚していて、その恐怖と葛藤の中で戦っている。
唯一ボーイッシュ女子だけは主要二人に対して「目覚める新しい自分」と対峙していて双極を為す。
このテの話については単純にどうオチつけんのかっていう点にのみ着眼してしまう。
今んとこ「単なるややこしい三角関係」という展開でしか無いので始末の付け方で評価変わるかも