ギャラリーフェイク: カンボジア クエスト (13) (BIG SPIRITS COMICS)
- 小学館 (1998年6月30日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (198ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091846136
作品紹介・あらすじ
美術界を舞台に繰り広げられる、芸術をめぐるミステリー!
▼第1話/カンボジア クエスト(前編・後編)▼第2話/連立不当方程式▼第3話/左官魂▼第4話/聖なる宝石▼第5話/メトロポリタンの一夜▼第6話/化石をめぐる人々▼第7話/修復家の館▼第8話/”アンティーク・オルゴールで子守歌を”●登場人物/藤田玲司(ニュ-ヨ-ク・メトロポリタン美術館元学芸員で贋作専用の画廊、「ギャラリ-フェイク」のオ-ナ-。通称フジタ)、サラ・ハリファ(Q共和国の王族の娘で、フジタの秘書)●あらすじ/ゲームデザイナーのリッキー吉村は、新作の構想を得るためカンボジアへと向かう途中、機内でフジタと知りあう。フジタはプノンペンで美術商のタンから幻の秘宝”東洋のモナリザ”がポル・ポト派支配下のパンチェイ村にあると聞くが、タンは踏み込んできた警察に射殺され、フジタはポル・ポト派に加担した容疑で投獄されてしまう。一方、リッキーはアンコールワットを取材したものの、スランプ脱出の鍵をつかめずにいた。アイデアにつまったリッキーは道中耳にした「幻の密林寺院」の噂を信じ込み、ポル・ポト派の支配地域に乗り込むことを決意。彼はふと手にした新聞でフジタが拘束されていることを知り、裏の世界に通じているフジタに案内を頼むことを思い付く。リッキーの立て替えた保釈金によってフジタは無事釈放されるが、ポル・ポト派に顔が利くタンは殺されており、パンチェイ村に行く手立てがない。二人が途方に暮れていると、話を立ち聞きしていたストリートチルドレンのコンポンがガイド役を申し出た。それぞれの思惑を胸に、パンチェイ村への旅が始まる…(第1話)。●その他の登場人物/リッキー吉村(第1話)、青井秀次(第2話)、フェルナンディス(第3話)、フェイツイ(第4話)、リチャードソン(第5話)、寺内(第6話)、スザンヌ(第7話)、後藤(第8話)●その他のデータ/ ”東洋のモナリザ”(第1話)、ゴッホ「カルマン渦」(第2話)、鏝(こて)絵(第3話)、”アイリス”(第4話)、ホルバイン(第5話)、ティラノサウルスの卵の化石(第6話)、ゴヤ「アルバ侯爵夫人」(第7話)、シリンダーオルゴール(第8話)
感想・レビュー・書評
-
飯野賢治をモデルにしたゲームクリエーターが出てくる
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
副題は「カンボジアクエスト」
カンボジア クエスト。
連立不当方程式。
左官魂。
聖なる宝石。
メトロポリタンの一夜。
化石をめぐる人々。
修復家の館。
〝アンティーク・オルゴールで子守歌を〟
「メトロポリタンの一夜」はいい話。
(2005年08月19日読了) -
美術をテーマに取り上げた漫画で、主人公の藤田の美へのあこがれ・探求・崇拝がわかりやすく、時には難解に描いてあります。
一話完結なので、どこから読んでも読みやすく、おもしろいですよ。