ZERO (上) (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
- 小学館 (1995年8月7日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091847348
作品紹介・あらすじ
拳だけを頼りに、ひとりで生きてきた孤独な天才ボクサー・五島雅の物語。
▼第1話/造花▼第2話/伝説▼第3話/祖国▼第4話/密使▼第5話/驕慢▼第6話/天授▼第7話/梟雄▼第8話/暗黒▼第9話/饗宴▼第10話/花守▼第11話/遊行 ●主な登場人物/五島雅(ゼロと呼ばれ、世界中から恐れられている天才ボクサー、世界チャンピオン)、荒木(五島のトレーナー。五島が唯一信頼しているパートナー)、ペコ(目刊スポーツ記者)、高田秋夫(五島の後輩。東洋チャンピオン) ●あらすじ/10年間もチャンピオンの座を守り続けてきた五島雅ももう30歳。決して若いとはいえない年齢になっていた(第1話)。▼20数回も防衛を続けてきた五島には、本人も、観衆も、並の相手ではもう満足できなかった。そんななか、五島はスパーリング中に相手を殺してしまったという噂を持つボクサー、トラビス・バルの話を聞く(第2話)。▼トラビスのことが気になって仕方ない五島は、彼のいるメキシコのジムにペコを密偵として送り込むのだった(第4話)。 ●その他の登場キャラクター/トラビス・バル(第4、8~11話) ●その他のデータ/対戦相手:マイク・ルイス(第1話)、カーチス・ノートン(第3話)、高田秋夫(第7話)
感想・レビュー・書評
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なんだ、この乾き切った状態は。情の付け込む隙がない。
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☆☆☆☆
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一気に全部読むのがオススメ
ラストは悲しくてさみしくて涙がでた
素晴らしかった -
これは傑作!
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とても良いストーリーだけど画がまだ完成されてなくて少し、読みにくかった。
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松本大洋らしいというか、決戦に向けて徐々に盛り上げていく空気作りが素晴らしい。『ピンポン』に比べるとこちらのほうが、漂う空気に理解できない「狂気」みたいなのが表現されていて、そこが良い。
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天才の孤独。
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弱くて短命だからこそ幸せだってこともある。
目標、大切なもの、約束、何だって人を支えられる。
羨望、憧れ、畏怖、力、何だって人を壊せる。
相棒と一括りにしても、調教だとか愛情だとかその繋がりには色々ある。
どんな繋がりだって人を支えられるし簡単に壊れる。
お互いが同じ繋がりを意識してるとは限らない。
版画風だったり線が強調されてたり、いろんな画風が次々出て来て、より狂気を感じる。松本大洋だから描けるボクシングの重量感と疾走感と狂気、狂気、狂気。「このチャンピオンをささえているのは……?」