MONSTER: 終わりの風景 (18) (ビッグコミックス)

  • 小学館
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感想 : 128
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091852786

感想・レビュー・書評

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  • 17巻までは文句なしに★5
    最終巻の何がひっかかるって、マスターキートンと展開被りすぎなところ。残念。でもグリマーさんのところは全話通しても最高だと思います。

  • テンマが行く先々で人を助けつつメインのストーリーもうまい事絡まってて読み始めると最後まで読まないと気が済まなくなる話の推進力がありました!
    そして読み終えて思ったのは
    「これってTV版の逃亡者とクリムゾンリバーじゃね?!」
    って事です。
    まあ思っただけで非難してるわけではないです。

    あとキャラクターですけどヨハンが悪魔ならもっとダークナイトのジョーカーみたいに善悪の価値観や倫理観をひっくり返すほどのキャラクターだったら良かったと思うけど残念ながら僕には駄々こねてるガキにしか見えませんでした。

    でもエヴァやグリマー等のサブキャラがチョー魅力的なので星4つでもいいかなぁ?

  • 浦沢直樹って人のアイディアは、枯渇することないような気がする。

  • 『人間は、感情を無くすことはできない・・・』

    冷戦下、旧東欧で非人間的な行動を強いられた人たちのその後を描くマンガ。読めば読むほど、ナゾが深まります。徹夜で読ませるような引力を持ちながら、最後の最後にぽいっと放り出してくれます。

    軸に居るのは、双子の兄妹。長じて1人は弁護士(仮)に、1人は「モンスター」に。双子を設定したのは、犯罪者は遺伝子ではなく環境が作る、という考え方の反映かな。それだけでもなさそうだけど。

    主人公の日本人医師・テンマは途中からほとんど笑わなくなって、「あきらめちゃいけない」「終わりにしなきゃいけない」以外のメッセージをほとんど発しなくなる。彼の生い立ちなんかもほとんど語られない。かえって脇役の面々のドラマの方が印象的。

    で、結局兄妹の過去も断片的にしかわからん。ヨハンが何をしたかったんかもわからん。死にたかったんだろうけど。ヨハンとニナを分けたのは、母親の選択なのか。つまるところ、どういう選択だったのか。「なまえを得たかいぶつ」はどうするのか。読み終えてもナゾだらけなんだが、どうも納得のいく回答も用意されてなさそうな予感がするので、もう、いいや。

    最盛期のルンゲはほんとに気持ち悪い。あと、これを読んだらプラハが怖いとこだと思いそうで心配(笑)グリマーさんの存在が救いです。

  • 最初にアニメを観てハマりました。
    頭が可笑しくなる感じがイイです。
    物語を考えるのがホント上手いなぁと思う。

  • 全18巻。
    中盤までは物凄くよかったのだが、終盤になるにつれて...
    世間的な評価ほどには、評価できない。

  • ヨハンの造形は「悪童日記」と「エッグ・スタンド」(萩尾望都)を連想する。
    彼に怪物を植えつけたのは、三匹のカエルにヨハンを一人残した母親なのだろうか。

  • フランツ・ボナパルタを追って、テンマ、そしてニナもルーエンハイムへ!! ヨハンの引き起こした惨劇の結末は!? “怪物”誕生の理由とは!? すべての謎がついに明かされる!!(Amazon紹介より)

    究極の死とは、自分を知る全ての人間を消し、自分自身も消えること…なんか、某RPGのラスボスも同じようなことをしようとしていましたね笑
    結局、救われたのか救われなかったのかよくわからない終わり方でしたが、ラストは「ヒエッ」という恐怖が残りました。

  • 18

  • 絵本作家・フランツ・ボナパルタを追って始まる最後の殺戮。
     
    テンマの誤解が解け、謝罪するルンゲ警部の姿が印象的。
     
    本当の怪物の正体は・・・!?
     
    最後にテンマが会話したヨハンは幻か?
    悲劇が繰り返される余韻を残し物語は終わる。

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