- Amazon.co.jp ・マンガ (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091855404
感想・レビュー・書評
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“ともだちランド”から戻った響子は、同じ学校に通う遠藤カンナがケンヂの姪であることを知り、彼女と接触を図ろうとします。しかし、そんな彼女の態度が「ドリームナビゲーター」の高須に知られ、“ともだちワールド”へ招待される羽目に陥ります。
そして、彼女のクラスに、新任の英語教師としてサダキヨがやってきますが、彼の顔を見た途端に、響子は悲鳴を上げて気絶してしまいます。“ともだちランド”のボーナスステージで彼女が見た“ともだち”のお面の下の顔が、サダキヨだったのです。
保健室で目を覚ました響子は、隣にいたカンナにそのことを話します。カンナはサダキヨを探しますが、その隙に教室を抜け出た響子がサダキヨの家に連れて行かれてしまいます。しかし、サダキヨが暮らしていた家は、“ともだち”の少年時代の部屋を再現したものであり、彼はその館長を務めていたことが判明します。やがてサダキヨが響子をかくまっていることを知ったドリームナビゲーターが押しかけてきますが、サダキヨは彼らを追い返し、2人は逃げ出します。一方、校長とともにサダキヨの家に向かったカンナは、自分の父親が“ともだち”だったと聞かされます。
サダキヨの登場で、物語の緊張感が高まってきた印象です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
物語が大きく動く。ターミングポイント。小泉が見た“ともだち”の正体にも納得いく理由付け。
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この巻泣けたー!!いい話だなー!!こういういい話・・・好きだー!!校長先生の顔すごい好きだなぁ・・・やっぱりこのマンガの劇画調というかリアルな顔のキャラむっちゃ好き!肉付きとかも上手いなぁ・・・!
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友達がほしかった
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小泉響子を襲う災難は加速度的に面白くなっていく。〝ともだち〟側の人間として登場したサダキヨだが、小泉を守る側になった心境の変化の理由が今一つ判らなかった。老人施設に入っていた恩師に会って、彼は救済されたはずだが……
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サダキヨ先生登場。
兼ともだち博物館館長兼務だけど・・・
サダキヨは「いい者」。
なので、ともだちじゃなかった。
あのバーチャルは意味なしか・・・
ともだち信者でも、サダキヨみたいなカンナ協力者がこれから現れることに期待。 -
サダキヨが憐れです。
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726.1 ウ (10) 登録番号8607
顔のない少年
N先生寄贈 -
『20世紀少年』を毎日1冊買って読み進め,はや10巻に突入。“ともだち”支配下の2014年の日本で,“2000年血の大みそか”の真相を知り“ともだち”に抵抗しようとする人物がちらほら現れます。ケンヂの姪カンナは新宿中のマフィアやホームレスを一堂に集め,海ほたる刑務所に収監されていたオッチョは脱獄,ヨシツネは何かの「隊長」におさまっています。そんな中,事件とは何の関わりもなかった女子高生・響子が,本人の意思とは無関係に“ともだち”の真相に近づいていってしまうという展開になっています。
そしてとうとう,第10巻にサダキヨ登場。子ども時代のサダキヨはいつもお面をかぶっているのですが,「犬神家の一族」にもいつもお面(というかマスク)かぶってるサダキヨがいたよな……と思い,それがあだ名の由来だと思ってました。よく考えたら「犬神家」の方はサダキヨではなくてスケキヨ(佐清)でしたね。でもサダキヨの本名は「佐田清志」なので,なんとなく「佐清」と共通項があります。どうでもいいことですが。
第10巻のサダキヨのエピソードに泣きました。3回読みましたが3回ともなきました。サダキヨのエピソードというより,関口先生のエピソードに泣いたのかも。教師だなぁ。