- Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091863997
感想・レビュー・書評
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人の苦悩も丁寧に描いてる。
最初の頃とちょっとアプローチは違うけど出版業界のいろんな側面を知ることができました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1~4巻での感想。出版社で、本を作る編集、売らんとする営業といった、「作家」の裏で活躍する人たちの物語。4巻では、創作を志す、志したことがある者の心に刺さる場面や台詞も多く、自分の疼とも照らし合わせてしまう。また、面白かったのは奥付。担当編集さんに販売担当や宣伝担当も載ってて、三浦しをん著「舟を編む」を読んだ時にちょっと思った「どうして書籍には、映画におけるスタッフロールがないんだろう」という疑問へのひとつのアンサーだった。全体「舟を編む」を彷彿とさせるが、あれが「静」の物語なら、こちらは「動」の物語。
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安井さん、一概に悪い人とは言えなくなってきた。
過去にいろいろあって、なおかつそれも仕事のスタイルの一つ。
しかも実際数字をあげてるし…。
情熱だけじゃ食べていけないもんね…。
小熊ちゃんに、お前はいいよ会社員だもん。だけどボツばっかりくらってる相手は?っていうのも実は間違ってない。
でも今回一番心に残ったのはお母さんの「選べるうちに選びなさい」って一言。
本当にそうだなー。
気づいたら選択肢なくなってるんだろうな、ほんと、思ってたよりも早く。 -
一概にいい人悪い人に分けられないと感じさせる今作品。
意地悪な人だって最初から意地悪だった訳ではなく、最初は情熱的に働いていたのかもしれない。。働きマンに通じるものがあるなぁと思ったりも。
漫画を書くって体を壊す可能性があるくらい辛いものなんだな。。 -
三巻より先に、こちらが手に入ってしまった。
でも、前の巻を読んでいなくても、あまり問題なかった。
この巻でもたくさんの登場人物が丁寧に描かれていた。
ただ、そのせいか、心ちゃんの存在感がなにか薄くなっている気も。 -
過去は過去だよねぇ。
夢ってなんだろうと思ったり。 -
お風呂に入りながら一気読み!
1巻~3巻までの勢いはない気がする… -
201410/当初の書店編は内輪盛り上がり感が強くていまいちだったけど、新人漫画家編になってから、グッと心揺さぶられる展開・セリフになってきた!色々な立場側の視点が描かれるようになってきたから、やるせなさ・つらさが伝わってきて、とてもいい!!
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新人発掘&育成というストーリーなので、黒沢節が大人しめな印象。次巻に期待!
安井や沼田の背景はかなり丁寧に描かれていて、負の感情が伝わってくる感じ。