阿・吽 (1) (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

  • 小学館
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感想 : 47
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091867124

感想・レビュー・書評

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  • おかざき先生で歴史?男性主役?って思ってたけど、すごい!
    大好きなサプリと同じ心にぐさぐさささって、心がざわざわする。
    でもサプリと一個違うのはわくわくするの。
    空海と最澄二人を見てるとわくわくする!

    一巻では最澄はほとんどを手に入れてるようですごく孤独。
    空海はまだ空海って名前すら手に入れてないけど、その代わりあたたかい人たちに囲まれてる。
    そして彼らの言葉を大事に抱えてる。

    あと、信長がちらりと出てくるんだけどその1コマの信長を見ただけで、信長の話も見てみたいと思っちゃった。
    すごく面白そう。
    阿・吽がとても引き付けられたから歴史もありなんだ!って思えたからなんだろうな。

    絵が美しすぎて大判でないのがとってもザンネン!
    カバーをはずしても綺麗だもんなー。

  • 面白かった。早く続き読みたい。

  • 初めて読むおかざき真里作品。クセのある現代的な絵柄だが、繊細で美しい。面白かったのは、呪いや怨霊の表現。絵と文字がぐねぐねと蠢き、躍動するアプローチが新しくて面白かった。
    ストーリーはまだまだ序盤の助走段階という感じ。1巻は出世街道をみずからドロップアウトした最澄と空海の出会いで終わっているが、これから大きく物語が動き出しそうで期待が膨らむ。
    実直で内省的な最澄とエキセントリックな天才・空海の対比が鮮やか。三白眼で見るからに我の強そうな空海、この不遜な佇まいは好きだ。

  • ひとの気持ちや情念、業のような目には見えないものをビジュアル化できるおかざきセンセの才が堪能できる作品でした。

    長く読んでいる作家さんで「いつの間にか凄いところに到達していた!」と雷に撃たれたような思いをさせられる作品がある。これはまさにそんな感じ。

    以前、トークイベントで拝見した、かわいらしい声でころころ明るく喋る快活な感じの実体のおかざきセンセが描いたと思うと、そのギャップにある種の凄みすら感じる。

  • これはすごく好きかもなー。
    空海も最澄もどちらも興味ある人物なだけに、静と動の全く反する二つの魂が重なる瞬間と別離がこの先読めるのかと思うと、凄く楽しみ。
    耽美な絵柄ではないのに、凄く魅力溢れる生きた人間を描くおかざき真理氏も、この題材に合っていて最高かも。

  • 藤原京も平安京も長岡京もあの辺好きだったけど、この二人は注目したことなかったなぁ。おかざき真里さんの、普段そっと蓋を被せているところにグイッとくる感じが、都や人々の直接的で不安定さとあいまって、浮き彫りになってくる。この頃の、お偉い方の兄弟争い忘れてしまったなー復習したいけど、自分が読んだのなんの作品だったかな。この作品を機に仏教とかと合わせて知りたいなぁ!

  • おかざき先生の新境地。
    最澄と空海の同じ時代に生きた天才2人の
    生きざまを書いた内容。
    最澄、空海の幼少期~少年期、青年期
    天才2人が本来行だろうレールの上を自らドロップアウトし、それぞれがそれぞれがもがき続けて辿りつくのはどこなのか?
    道を究めるまでのその過程を躍動的に興味をそそるように描いてくれてます。
    この手の話は得意不得意あるにせよ、私としはなかなか面白く読めました。
    1巻はまだまだ空海なんかはまだ空海ともなってず、自分の精神部分を満たしてくれる何かを求めもがき続けてるんですが、最澄と空海が出会いどう影響しているのかなんかもこの先楽しみなところです。

  • おかざきさんのタッチの力強さが魅せます。
    話は好き嫌いありそうだけど、私は好きな方。
    最澄と、空海のフィクション。

  • なにこの新境地!!
    こんなこともできてしまうのね
    おかざき真里!!

    誰が誰だかごちゃごちゃするけど
    うーーーんおもしろい。

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著者プロフィール

1967年長野生まれ。関西育ち。多摩美術大学卒業、博報堂制作局入社。デザイナー、CMプランナーの仕事に携わりながら漫画家デビュー。2000年、結婚を機に退社。現在3児の母。代表作に『渋谷区円山町』(集英社)、『サプリ』『&—アンド—』(ともに祥伝社)など。

「2012年 『だって、女子だもん!! 雨宮まみ対談集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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