- Amazon.co.jp ・マンガ (213ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091871664
作品紹介・あらすじ
音楽と人の秘密。新感覚ミステリー。
ダウンロードでいとも簡単に音楽が聴ける時代。アナログ盤で
音楽を聴くという行為に取り憑かれた者たちがいる。
奏初範(かなではつのり)が経営する奏音楽堂は、寺町・谷中に
あってアナログ盤を愛する者たちにとって夢のような場所である。
アナログ盤にはそれを愛聴してきた人の思いがつまっている。
アナログ盤にはドラマがあるのだ。表題「禁じられたBGM」
ほか6編を収録。新感覚音楽ミステリーです。
【編集担当からのおすすめ情報】
アナログ盤がふたたび盛り上がっている中、
発案いたしました。音楽に潜むミステリーを
お楽しみください。
感想・レビュー・書評
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ダウンロードが当たり前のこの時代に、レコードを中心にしたミステリー。
「奏 初範」、通称ショパン、東京 谷中にひっそりと開く中古レコード店、奏音楽店。
強盗やネットオークション、麻薬取引き、身代金誘拐など、レコードを中心に、様々な事件が起きる。
しかし、店主の奏は、持ち前の知識(ウンチク?)を駆使し、意外な犯人を暴き出す。
知らないレコードの知識が身につきます(笑)。
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201508/題材は面白いんだけど…事件モノとしては展開がちょっとご都合主義というかお粗末。ネットオークション詐欺かもってんで素人が銀行からあっさり相手の情報聞き出すとか、フィクションとはいえ、ミステリものなんだからさ…ってちょっと興ざめ。
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レコードをめぐるミステリー。著名な指揮者として活躍できる経歴を持つのに、中古レコード屋を営む奏。弁護士の卵で、事件がきっかけでバイトとして押しかけてきた恵。絵も重めで、なかなかにあっさりと人が死に、謎が残され、音楽的な蘊蓄が傾けられて解決に至る。瀧廉太郎はまとまって聞き返したくなる。
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おもろかった〜。