阿・吽 (3) (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

  • 小学館
4.01
  • (21)
  • (31)
  • (16)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 374
感想 : 19
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091874092

作品紹介・あらすじ

空海編! 激しき天才・空海の修行を描く!

空海がまだ空海となる前……

荒行を繰り返す真魚(まお・空海の幼名)に危うさをみた師・勤操(ごんぞう)は
真魚を成長させるため、虚空蔵求聞持法(こくうぞうぐもんじほう)を教える。
それは、ただ経を100万回唱えるという単純で、かつ想像を絶するほど
厳しい修行だった……

「生きては戻れない」やもしれぬ修行の先に、
真魚は何をつかむのか!?
真魚が「空海」となる青年時代を描く、第3集!!

【編集担当からのおすすめ情報】
弘法大師の名で日本人誰もが知る男、空海。比叡山延暦寺の開祖、最澄。
平安時代に新風を吹き込んだふたりの天才の生き様を描く本作は、
現代を生きる私たちにも、勇気や希望を与えてくれる壮大な人間ドラマです。

本集では、いよいよ真魚(空海の幼名)の修行時代を描きます。
激しい荒行の先に、真魚は何を見つけられるのか!?

おかざき真里の新境地にして意欲作、
是非ご一読を。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ・昔から身近に感じてきた空海をこんなに人間味あふれて描いていて魅せられる

  • 3巻もとても面白かったです。
    真魚が修行の末に見た自分自身は大きな魚…そして空海へ。
    このところの古生代生物の見開きが好きです。
    人間じゃないにうつ様もとても好き。ここが高野山になるのか。
    ラストで、最澄と空海の思いが重なります。海を渡り、唐へ。続きも読みます。

  • 今のところこの3巻が一番好き。
    真魚が始めて空海と名乗り、高野山の意味が分かってゾクゾクする。
    目に見えない世界と隣り合って生きていたこの時代の人々にあって、空海は更に突出した存在だ。自らの恃む道を、世界を、迷いながら手探りながら、がつがつと力強く進んで行く。

  • 川崎DICE

  • 短いことばの繰り返しの圧がこわい。
    見開きがいちいち迫力あるなー

  • 読了。100万回のお経をしてみたいと思ったが、何も変わらないのだろうなと感じた。1巻に比べ、自分の中でテンションが下がっている。今の自分の精神状態が安定しているからだろうか?

  • 3巻は空海編です。同じ天才でも最澄よりはワイルドな人生なので描きやすいというのもありますが、作者も相当のめり込んで描いていますね。精神世界に没入するときとか、精神世界のヴィジョンとか、凄みがあります。ますます面白くなっていますが、読者を選びませんか?まぁ、これだけの画力ですから、きっと引き寄せられる人も沢山いるのでしょうね。

  • 光が差してきた感じ

  • 空海きた!
    高野山との繋がりもなるほどなぁと。

    二人とも目指すところが同じになって、次が楽しみすぎる

  • 2015年12月27日読了。

全19件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1967年長野生まれ。関西育ち。多摩美術大学卒業、博報堂制作局入社。デザイナー、CMプランナーの仕事に携わりながら漫画家デビュー。2000年、結婚を機に退社。現在3児の母。代表作に『渋谷区円山町』(集英社)、『サプリ』『&—アンド—』(ともに祥伝社)など。

「2012年 『だって、女子だもん!! 雨宮まみ対談集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

おかざき真里の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×