- Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091884930
感想・レビュー・書評
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僕もセックスに興味が無いので、
タイトルに大変共感を覚え、
鼻息荒く購入いたしましたところ、
なんということでしょう!
「興味ない」と掲げておきながら、
オムニバス形式で、あらゆる男女の、いや、人間同士の、
セックスにまつわるエピソードのオンパレード。
娘の幼稚園の保母さんに手を出すシングルファザー。
中年になり再会して、再結成した思い出のバンドのライブを観に行く、
それぞれ家庭を持つ元カップル。
年齢・性別お構いなしに、
それぞれの想いや日常が、セックスを軸に描かれていく。
興奮したり、感動したり。
セックスに興味がなかった僕が、少し、セックスに興味をもつようになってしまうほど。
とはいえ、まだまだそれほどでもないので、2巻、3巻と一気に読みました。
いつの間にか4巻が発売されていたので買ってきます。
僕みたいに、セックスに興味がないすべての人におすすめです。 -
――セックスとは何か。そこには愛があったり、なかったり。セックスをテーマにした短編集、第一巻。――
これはいわゆる「エロ漫画」の類いではありません。セックスを真面目に捉えた作品です。様々な男女の(あるいは同性同士の)リアルな恋愛事情が描かれています。私は「ep.4 桃さんの、お見合い」が一番好きな話でした。太っている男女のお見合い話で、視覚的には決していいとは言えませんが、とても心暖まるストーリーで、キャラクターデザインは気にならなくなっていました。短編なので、読みやすいのも特徴です。 -
コレ読むと童貞じゃない気がしてくる
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うむ、イイ。
このヒトの絵が好きだし
こういう妙にリアルで
どろっとしてて
救いのないのが好きだ。 -
ストレートな(そして、ひねくれた)題名と、ホワホワとした絵柄に惹かれて購入。
もっと、エッチなだけのものを予想していたのですが、期待していたよりも、ストーリーが良かったです。
セックスがキーワードな短編集。なんていうか、興味ないといいながら、ものすごく重すぎるぐらいに考えていたり、コンプレックスであったり、そんな微妙な感じが、伝わってきます。
イケメンの男の話とか(「みにゃこの、お皿」とか)は、どうでも良くて、コンプレックスのある話、不器用な話がやっぱり好きですねぇ。
1番気に入ったのは、この巻では、「桃さんの、お見合い」です。桃さんから、「結婚、しません。」と言われたときの豆生田さんの悲しそうな顔が、なんとも好きです。桃さんも、好みです。
気に入ったみたいで、読んでから昼寝したらの続きを夢で見ました。マンガの夢は、久方ぶりに見た気がする。
きづき あきらとサトウ ナンキという作者、気になったのでちょっと調べてみました。この人たち、夫婦で、マンガと原作しているんだ。
あぁ、「嘘つきパラドクス」と同じ人か…。あのマンガも、ちょっと気になっていたのでした。 -
最近のラインナップを見ると、何じゃこりゃという感じ。
何を読んでるんだか? -
んーむこれは予想以上に素敵な作品だった。なんか単なるエロ漫画みたいなタイトルとタッチだけど中身は読ませる読ませる。一話々々がきれ〜にまとまってて面白い
恋愛人形のようにほんわかと終わってるのもあらば、志乃ちゃんの決心のようにエグい終わり方をするものも。ストーリーの進め方が多種多様で実に上手い
必死に取り繕って外見は平静でも、内心はいっぱいいっぱいで余裕なんてどこにもない。ふとした拍子に破裂して泣き崩れてしまう、そんなグラグラしたアンバランスさがとても良い
愚かで、弱くて、されどもだからこと愛おしい -
おっぱい