SARU (上) (IKKI COMIX)

著者 :
  • 小学館
3.83
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本棚登録 : 1091
感想 : 98
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091884978

感想・レビュー・書評

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  • 伊坂の「SOSの猿」と対をなす作品だというので、読み始めた。確かにセット商品。でもこっちがプロローグというか、いや、「SOS
    の猿」はこのプロローグに対して本編とは言い難いか。こっちが本編で、伊坂がエピローグなのかな?とにかく、後半に期待!

  • 面白い。上巻にして、壮大な物語の序章という印象。下巻で終わるのだろうか・・・。続きが気になります。

  • 夢中になって読んだけど、まあ確かにあっけないちゃあっけない終わり方。こんだけ壮大な物語なんだからもっとじっくり料理しても良かったのに。貸してくれた友人が言うように、上中下の3巻完結が最適か?とか言いながら、五十嵐大介の漫画は癖になりそうだ。

  • 五十嵐大介のSARU読了。面白かった。因果の物語。
    世界全土を巻き込んだ全人類の戦いのはずがどこまでも実感無く緩やかに進む。

    因果応報。一人の少女の存在がその流れを作ったのは間違いない。

    宗教と科学、世界の多くの神話を物語に取り込み匠に練り上げられた大作。この作品を作り出すのにどれだけの力が必要だったかは計り知れない。

  • さる。

    面白いからさらっと読んでしまったが、上下の2巻なので、もう少しボリュームがほしかった。

    人物をそれほど深くかけていない印象だが、ディザスターシーンは良い。

  • 相変わらず映画のようなカット割りが見事。

    世界各国に伝えられている民族の踊りは、
    魔封じだった。うん、納得。


    最近は、種の話によくぶち当たる。

    人類が種の起源に戻り、覇権を争ったとする。
    今度は負けるだろうな。

  • 2011/03/11購入
    2011/03/25読了

  • 初・五十嵐大介。上下巻。絵柄は好み。神話・伝承と超自然の力と地球規模の自然現象を絡めて、パニック的な物語に仕立て上げ、善悪は二元論では捉えられないというところへ着地させ、奈々の存在により、運命論への抵抗とほんのり恋愛風味を添える。
    荒削りで消化不良なところもあるけど、風呂敷がでっかく広がってなかなか面白かった。そしてやっぱり坊さん萌である。

  • 五十嵐大介っていう有名な漫画家のマンガで、文化庁メディア芸術祭マンガ部門でも選ばれてたので読んでみたが、本当につまらない!あまりにひどいので他の人のレビューを見てみたら、皆さん大絶賛で驚いた。。。mixiで見たら81人の平均が4.21点。僕なら2点だ。
    内容は、ダヴィンチコード的な宗教+謎解きをアホほど壮大にした感じ。例えば、「ノストラダムスの予言した世界の終わりは何故起きなかったのか→起きなかったのではない、我々が起こさせなかったのだ」みたいな展開。
    娯楽として読んでてもぶっとび過ぎてて読むのがしんどかった。

  • 猿とSARUをめぐる黒魔術と白魔術。世界の秩序をかけて、秘められてきた2つの力が衝突する。宗教にも文化にも、それぞれに果たすべき壮大な役割があった。しかしサベーリョの目的は、混乱を鎮め、この星を安定へと導くことではなかった。

    ミステリアスで知的だった。すこし読んで気に入り、読後もなかなか興奮がさめなかった。知りえない存在(神)およびその力(神秘)と庶民とをつなぐという点にも宗教や文化の意義はあったのだ。今日までになかった視点で考えられるようになったかもしれない。

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著者プロフィール

五十嵐 大介(いがらし・だいすけ)
1969年生まれ。マンガ家。2004 年『魔女』(小学館)にて文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞。2009 年『海獣の子供』(小学館)にて第38回日本漫画家協会賞優秀賞および第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞。同作は 2019年にSTUDIO 4℃制作によるアニメーション映画も公開され好評を博した。その他画集に『海獣とタマシイ』(小学館)、絵本に『人魚のうたがきこえる』(イースト・プレス)などがある。

「2020年 『バスザウルス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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