- Amazon.co.jp ・マンガ (187ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091885791
作品紹介・あらすじ
川畑菫(かわばた・すみれ)。10歳。小学4年生。
両親が離婚しており、今はお母さんと二人暮らし。
人の幸せを願い、人の不幸を悲しむ女の子。
そんなすみれちゃんが、お母さんとか友達の笑顔を見たくて
お弁当を作ったり、福引きでプレゼント当てようとしたり…
にっこりがんばる姿が、ぎゅっと詰まった一冊です。
感想・レビュー・書評
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友達とお父さんがケンカしないように
全身全霊をかけて一発ギャグをやる、すみれちゃん。
一生ガスオーブン触れなくなるのは嫌だから
少し怖くても点火に挑戦する、すみれちゃん。
大好きな友達のために、お母さんのために
一生懸命いろんな事を考えて日々を送ってる、すみれちゃん。
でもそれが「ちょっと自分のためでもある…」
ことを知ってる、すみれちゃん。
どんな人のどんな日常にも
フォーカスを絞れば
必ずそこにドラマがある。
お母さんと二人で暮らす小学4年生のすみれちゃんの
日常。ことば。成長。関係。
決して誇張されない神秘化されない
「ドラマティック」ではない、本当のドラマ。優しい物語。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
雑誌でも読んでいたけど、単行本でも泣いてしまった。
最近読んだマンガの中で一番心動かされた。 -
両親が離婚してお母さんと暮らす菫ちゃん。子どもなりの思いやりの深さに泣ける。小学四年生のキラキラした感受性を、見事に切りとった作品。ジャケ買い正解。
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小学校四年生の川畑菫ちゃんは両親が離婚をして現在はお母さんと二人暮らしですが
お友達のみんみちゃんや家庭教師の片桐先生らと
清く正しい日常生活を送っていて、日々楽しそうです。
すみれちゃんはね、とっても良い子なんですよ。
お母さんの誕生日プレゼントを選ぶのも運動会も天体観測も何事にも一生懸命。
何事も一生懸命に打ち込むと、たとえ結果が悪くとも美しく見える。
そんなすみれちゃんをみて「なんて良い子なんだぁ~」と
しんみりホロリとさせてくれる良い漫画。
ちなみにすみれちゃんは伊達眼鏡とサスペンダーを愛用。
伊達眼鏡は「ハリー・ポッター」に影響されて、
サスペンダーは「相棒刑事」というドラマに出てくるウキョーさんに憧れて。シブい。 -
けなげに頑張るすみれちゃんはどこまでいい子なの!そんなにいい子にしなくても大丈夫だよ!
そんな彼女が思わず見せる弱い一面にほろっとくる。 -
すみれちゃんの親思いなところが涙腺を超刺激する。
1話目から泣ける。
心がささくれ立った方にぜひ読んで頂きたい。 -
あまりにもきれいな世界で、最後のクリスマスの話で泣いてしまった・・・。
有楽町TSUTAYAにてサイン本購入。 -
はじめでいきなり泣く。
読むのがもったいないと思わせる作品に久々に出会えた。
健気。