月館の殺人 上 IKKI COMICS

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091885814

感想・レビュー・書評

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  • のっけの主人公・空海ちゃんと友達の会話から、佐々木先生ワールドだなぁ~という感じです。 両親を亡くした空海は会ったことの無い祖父の求めに応じ、北海道まで行き「玄夜」という夜行列車に乗り込むのだけど、そこに居合わせた客は皆、所謂「テツ」と言われる人たちで・・・ここでも「テツ」の人達と、鉄道のことを何も知らない空海ちゃんのやりとりを、軽妙でありながら、密室感を出してうまく描いていると思いました。 そして上巻ラスト、下巻への期待を思いっきり持たせて終わりましたね~。うまいです。 最後に、娘を修学旅行に行かせたくないために入院するほどのぎっくり腰になれるもんなんでしょうか?<(; ^ ー^)

  • ほぼ日で紹介されてたので。装帳が凝ってる!てっちゃんの話だけど鉄道マニアでない私が読んでも分かり易かった。トリック事態は納得いく内容。

  • 笑いのある鉄道ミステリ。

  • 上下巻読了
    綾辻行人の作品が、佐々木倫子色に!!
    何もかもが佐々木色に染まってて、特にキャラがやばかった!!

  • 佐々木先生らしい絶妙な雰囲気のなかで話が進んでいくので、ミステリーを普段あまり読まないわたしとしては読みやすかったです。
    ミステリーや電車(鉄オタばっかり出てきます)に興味がなくても、佐々木先生ファンなら楽しめると思う。
    舞台設定も幻想的。寝台列車に憧れがあるからかもしれないけれど、とても惹かれました。

  • 雁ヶ谷空海は18歳になるまで一度も電車に乗ったことがない。母が電車に乗ることを極端に嫌ったためだ。母が死亡して天涯孤独の身になり2ヶ月、はるばる北海道から空海のいる沖縄まで弁護士が訪ねてくる。そこで始めて自分には母方の祖父という血縁者が存在することを知る。弁護士は財産相続の件を告げ、北海道まで来て欲しいと依頼する。12月25日、20時40分稚瀬布発月館行き夜行列車「幻夜」号。彼女を待ち受ける運命とは―

    何故だが、佐々木さんの作品を見ると読んでなくても買わなきゃと思ってしまうw 発作かまたは強迫か・・・。まあ、大抵当たりなので後悔もないですけどね。今回は”コメディの佐々木さん”が「こうきたか!」と驚き。ミステリですよ。しかも綾辻行人氏(追記するなら、奥さんは『12国記』の小野不由実さん)。あまりにも異色のタッグにあわわわしつつも、期待度がとても膨らみました。
    さて、読後の感想。いいねえ。やっぱり佐々木倫子は天才と思う。いつもは日常の片隅にある非日常的なコメディですが、そうか、ミステリもいけるのねと改めて感心いたしました。しかもミステリなのにこそばゆい笑いがたんまり。いつものテイストを失わず、でもミステリなんだな。しかも鉄道。鉄道マニアではないので、登場人物たちのこだわりがさっぱり理解できませんでしたが、これって実際のテツ(=鉄道マニア)にもたまらん話なんでしょうかね?そこまで評判だったら素敵だなって思う(実際、細かい取材を行う方ですし・・・評判であって欲しい)。
    それでもまだまだ上巻。後編が出るのは半年後です。現段階では★×4つ。完結してないのに5つは付けられません。完結後の読後がよければ、改めて★付けます。

  • 佐々木倫子の良さが出てない。。。ミステリーとは合わないからやめた方がいいと思う。いつも通りホノボノした作品を描いて欲しいな。。。

  • うーん

  • 稚瀬布発月館行「幻夜号」で起こる殺人事件。 
    上巻は第1の殺人が起こるまでの話。
     
    もっとミステリアスな展開を期待していたんだけどな~
    佐々木先生の細ネタと、綾辻先生の本格ミステリーがいまいちマッチしてなかった気がする。 

  • ブックオフで目にとまり購入してみたが、いまいち。上下2巻しかないので展開があっさりしすぎ。現実離れした空気感は、どちらかというと恩田陸に合いそう。

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著者プロフィール

1960年京都市生まれ。京都大学教育学部卒業、同大学院博士後期課程修了。87年、大学院在学中に『十角館の殺人』でデビュー、新本格ミステリ・ムーヴメントの契機となる。92年、『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞。2009年発表の『Another』は本格ミステリとホラーを融合した傑作として絶賛を浴び、TVアニメーション、実写映画のW映像化も好評を博した。他に『Another エピソードS』『霧越邸殺人事件』『深泥丘奇談』など著書多数。18年度、第22回日本ミステリー文学大賞を受賞。

「2023年 『Another 2001(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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