BABEL (2) (IKKI COMIX)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091886187

作品紹介・あらすじ

失われた叡智、『森羅万象を語る書』とは?

電子書籍全盛の近未来、紙の本はアンティークと呼ばれる時代――
幼き日のあやまちによって父を失ったオレッセンは、父を求め、
父の夢見た『書』を復元すべく、ビブリオテック(電子図書の仮想空間)で
働きだす。だが、そこで彼を待ち受ける異変…!

突如現れた、妖しくも美しい青年・フェランが導くオレッセン覚醒の鍵となるのは、未だ彼がとらわれ続ける『父に伝えられなかった想い』。
「森羅万象を語る書は、きみの本だ。」覚醒したオレッセンに迫るフェランの目的は。

古今東西あらゆる本にかかれ、あらゆる情報がネットワーク上でつながった結果、姿を現した、『本に重ね合わされた、もうひとつの位相』。
そこで語られるメッセージを、果たしてオレッセンは読み解くことができるのか。

発端となった父の失踪、父が造ったビブリオテックで増え続けるパランセプト、父が研究していた古写本を守る謎の教団、フェランをあやつる科学者、
そして、白昼夢の中でオレッセンに呼びかける声…光……
謎がからまり合い、オレッセンを中心に重なり合い、
ひとつの像を結ぼうとしている――!!

なお、本巻帯にはSF・ファンタジー漫画の大家、萩尾望都氏による推薦コメントを予定。

【月刊IKKI掲載分のうち、folio4~12を収録】

【編集担当からのおすすめ情報】
著者の重松成美氏は、フランスで製本の技術を学び、帰国後「本を綴じること」をテーマにした『白い本の物語』でデビュー。一貫して「本」を軸に作品に取り組んでいます。

本作は、世の中の書物がほぼ電子書籍に置き換わった近未来を舞台にした
壮大なファンタジー! 人々が語り伝えてきたあらゆる物語の背後に隠されている真理を探る冒険譚でもあります。
古くは口伝、壁画、石版、パピルス…人類が絶えず伝えてきた「物語」とは、「創作」とはなんなのか。
眩暈がしそうなほどに大きなテーマ、でもスピード感抜群の物語。
どうぞ冒険家になったつもりで楽しんでください!

感想・レビュー・書評

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  • 不純物・重ね合わされたもの「パランセプト」の除去をしていたら…

    なんかマッドサイエンティストみたいの現れたよ~
    語尾とベロが気持ち悪くてますます入り込めない……
    うえに、ティップ?って同僚が空気読めなくて………共感できず。

    オレッセンも物怖じしなさすぎ、って感じがします。
    謎が謎を呼ぶ感じでまだ、入り込めてないです…。

  • オレッセンの体におこった異常が友人を巻き込んだと思ったら、友人にとってはなかったことになっていて、さらにそれを巡って新たなマッドサイエンティストのような人の登場で謎は深まるけど、面白さも大きくなって、次巻がさらに待ち遠しくなる

  • この方の作品を読むのは初めて。
    萩尾望都氏の帯の言葉と巻末に推薦文収録との文字に
    Ⅰ、Ⅱ巻を書店にて衝動買いww

    若かりし頃に読んだ望都氏のSFマンガを彷彿させる・・・
    次巻が楽しみ

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