- Amazon.co.jp ・マンガ (130ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091886637
作品紹介・あらすじ
道満晴明劇場これにて閉幕
いい話も怖い話もアホな話もなんでもあります。
8ページでなんでも描いてしまう、読み切り短編シリーズ第3弾にて堂々完結。
おとぎ話の主人公たちは目を覚まし…「Grimm DEAD」
彼女は道に迷いすぎる…「迷子のチーコ」
惑星をリノベートするだけの簡単なお仕事…「リノベート・アト・ランダム」
森に住む魔女の脅威の蒐集部屋…「魅惑のヴンダーカンマー」
夜な夜な現れる幽霊に隠された秘密…「かいばみ幽霊」
巨人の美女のお腹のなかでぼくたちは…「ミシュリーヌとその中の者たちの話」
定員はアンドロイド一名の宇宙船にしのびこんで密航し…「積めない方程式」
カオス理論の果てに桶屋のもうかる未来が…「OKEYA」
ゾンビもSFも落語もファンタジーも、どんなジャンルもここにある。
大好きな話がきっとみつかる13編のショートストーリーズ。
【編集担当からのおすすめ情報】
一話読み切り形式の短編集なのでどの単行本から読んでも楽しめますが、赤→緑→青と刊行順番に読めばニヤリとできる小ネタも入っています。もちろん、最新刊のこの青から読んで気にいったら赤や緑にいくのもおもしろいはず。3冊で計39編になりました。お気に入りのお話をぜひ見つけてください。
感想・レビュー・書評
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おもしろい。とても印象に残る。
シュールでちょいグロでちょいエロ。
「迷子のチーコ」は切ない。
「食餌の衝動」はリアル。
「とある家族の飲尿法」は温かいw
「積めない方程式」の最後のシーンがとても好き。
「うたかたの日々」にやぁ!ひさびさ!
完結してほしくなかった。
いつまでも読み続けていたかった。
満足感と寂寥感が同時にやってきた読み終わりでした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
可愛い絵柄でここまでぶっ飛んだ話を描けるのも凄いと思いますが初っぱなの白雪姫が7人の小人達を食べてしまうところから目が話せなくなりました。もうすぐ息を引き取りそうなお爺ちゃんが処女の尿が飲みたいと言ってジョッキに並々と尿を注ぐ孫というカオスな状況を平然とギャグとして描けるのは道満清明さんくらいですね
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九井諒子さんと道満晴明さんのショートショートは本当に心が潤いというか幸せになるというか、たった8pそこらの漫画なのに喜びと発見が詰まっている。厚い本ではないけれど、満足感が高い一冊。
Scene 1 「Grimm DEAD」 おとぎの国の空腹
Scene 2 「迷子のチーコ」 すぐに迷子になる彼女
Scene 3 「リノベート・アトランダム」星の開拓
Scene 4 「食餌の衝動」
Scene 5 「魅惑のヴンダーカンマー」森の魔女
Scene 6 「とある家族の飲尿法」死にそうな爺さん
Scene 7 「不死体コンストレイント」
Scene 8 「かいばみ幽霊」腐れた幽霊
Scene 9 「ミシュリーヌとその中の者たちの話」
Scene10 「ほうき星のナルナ」
Scene11 「積めない方程式」密航宇宙船
Scene12 「OKEYA」カオス理論で桶屋も儲かる
Scene13 「うたかたの日々」
シンプルに美しいメリハリの効いた絵がいい。 -
最初にっつーか、これだけ言いたいのだが、こんな頭がおかしくなりそうなほど面白可笑しいショート読み切り集がこれで終わりなんて悲しい
カオスもシュールもマッドも通り越した、独自の道満晴明ワールドが広がっていて、命綱なしで踏み込んだら二度と出られなそうなスリルが溜まらなかったのに・・・・・・
他の月刊誌に移行して、連載を続けてくれればイイのに、と本気で思う反面、読み手をガチで選ぶ、妥協できない良質の作品ばかりが集まっていたIKKIって月刊誌だったからこそ、ここまで向上したのでは、とも(まぁ、恥ずかしい話、私はIKKIを購入はおろか、手に取って立ち読みすらしたことがないんだが)
あくまで、道満先生の『ニッケルオデオン』が赤、緑、そんで、この青、どれも好きな私が勝手に思っている事だが、アブノーマル、特に欠損少女に興奮する己と対峙し、食って自分の一部にしてしまった読み手は私だけであるまい
私がこの【青】で推すのは、Scene4「食餌の衝動」、この二人の今後を読みたいものだ
ホント、また、どこかで遭遇えて、よろしく出来る事を呪いながら、全色を味わい直そう -
「不死体コンストレイト」。ものすごい完成度の8ページを読んだあと、次のおまけページでほっこりさせられたりとか、もう非の打ち所がないんだよこれ。
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8P読み切りの短編集。
実家に帰った時に弟が進めてきた本で、弟の好みだなぁと分かる。が、自分にはハマらなかった。 -
ほうき星のナルナが一番好きだな~。
食人話が多かったなー、青。
一番好きなの緑ですね。 -
綺麗で汚い、大好きなシリーズ。
シンプルな画面構成と多くはないセリフから、とんでもない密度の物語を叩き出す手腕は本当に秀逸。
「食餌の衝動」「魅惑のヴンダーカンマー」「積めない方程式」あたりが特にお気に入り。
本当に綺麗で汚い、大好きなシリーズ。