3 第5巻: THREE (小学館文庫 そA 15)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091911452

感想・レビュー・書評

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  • 【友人から拝借】

    この漫画は音楽的に話が面白くなってきたと思うと、家族の話に引き戻される。 そうして理乃とケイは、まだ結婚出来る歳にもならない子供なんだと思い知る。
    ジェイと朱梨との別れは、私は泣けなかった。 なんだか2人は唐突に居なくなってしまった。 ケイに愛と安らぎの欠片だけを残して消えてしまった。

    繊細で真っ直ぐな理乃とケイには信じられるモノがあまりにも少なくて、まるで世界に2人だけになってしまったようで。 でも、儚すぎる約束を「子供だな」と笑い飛ばす事が出来ないくらい、育んできたのは真剣で純粋な愛なんだと思う。
    次巻読むのが怖いなぁ… ケイのブレーキは外れてしまったのだろうか。

著者プロフィール

1959年、大分県の観世流能楽師の家に生まれる。
82年、「別冊少女コミック」(小学館)にてデビュー。『おなじくらい愛』(85)で初連載を開始する。代表作に『ボーイフレンド』、『MARS』など。『ボーイフレンド』は第33回小学館漫画賞を受賞。2002年「モーニング」にて『ES ーEternal Sabbathー』を連載。 現在、「モーニング」にて、ルネッサンス期に活躍したイタリアの英雄、チェーザレ・ボルジアを描く『チェーザレ 破壊の創造者』を連載。新鋭ダンテ学者の原基晶を監修者に迎え、最も信憑性の高いとされているサチェルドーテ版のチェーザレ・ボルジア伝(本邦未訳)をはじめ、膨大な資料を精緻し生み出された全く新しいチェーザレ像や、当時の絵画を参考に、その美麗な線によって忠実に再現されたイタリアの街並みなどが話題を呼び、漫画としての面白さはもちろん、権威ある歴史学者からの評価も高い。
著者公式サイト「惣領冬実@web」
http://www006.upp.so-net.ne.jp/kotama/index2.html

「2015年 『チェーザレ 破壊の創造者(11)限定版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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