水が氷になるとき (小学館文庫 にA 2)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091913623

感想・レビュー・書評

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  • スピード感。
    ぽつんとした、絶対的な独白。
    一気読みはできないで、少しずつ読みました。

    飄々とした、人懐こくて孤独で、とても頭がよい男の子(~青年)を主軸にした短編集です。
    こんな男が身近にいたら、抱きしめちゃうだろうなぁ。

    これはこれで幸せなのだろうけれど、
    でもこんな幸せを身近な人に知ってほしいとは思わない。
    いくらか後味の悪い、でもとても優しくて印象的な話でした。

  • 初期作品集。嶽野義人シリーズ。
    私はSTAYシリーズ以降の読書ですが、現在の西炯子につながる原点のようなものが垣間見られます。

著者プロフィール

鹿児島県出身。1988年『待っているよ』でデビュー。代表作は『娚の一生』『姉の結婚』。

「2018年 『キスする街角』 で使われていた紹介文から引用しています。」

西炯子の作品

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