YAWARA! (5) (小学館文庫 うB 15)

• 小学館 (1998年9月17日発売)

作品紹介・あらすじ

▼第1話／女子大生･･･する？▼第2話／スーパーショット!?▼第3話／富士子さんの秘密▼第4話／バイトします!!▼第5話／さやかの底力!!▼第6話／ディスコできめて!!▼第7話／大物来日!!▼第8話／柔道なんて･･･▼第9話／血ぞめのトウシューズ▼第10話／あたし、出てみます▼第11話／ソウルへの第一歩 ▼第12話／飛んだ、飛んだ!!▼第13話／さやか嬢の執念▼第14話／もう一度見たい!!▼第15話／お楽しみはこれからだ!!▼第16話／すごい女がやってきた！▼第17話／ライバル再会●登場人物／猪熊柔（柔道の天才的な才能を持つ女の子。短大1年生）、松田耕作（柔を追い続けるエブリースポーツ紙記者。柔に想いを寄せている）、猪熊滋悟郎（柔の祖父。過去に全日本選手権を5連覇した伝説の柔道家）、本阿弥さやか（柔のライバル。本阿弥家の令嬢）、風祭進之介（さやかのコーチ。柔に想いを寄せている） ●あらすじ／晴れて三葉女子短大の入学式を迎えた柔。各種サークルの勧誘の嵐の中、柔は漠然とゴルフ・サークルに入ることになった。サークルの新入生歓迎コンパでは、少々変わった新入生・伊東富士子と友達になるが･･･（第1話）。▼短大の授業も始まった。ライバル・本阿弥さやかは聖身女学館に入学し、実家の財力で豪華な柔道場を新設する。一方、柔はゴルフ・サークルの練習で、いきなりスーパー・ショットをかっ飛ばし、周囲を驚かせる（第2話）。●本巻の特徴／バイトに（第4話）ディスコに（第6話）と女子大生生活をエンジョイする柔だったが、「世界の舞台で活躍するという夢を叶えて」という伊東富士子の言葉に動かされ、全日本選手権にエントリーする（第10話）。 ●その他の登場キャラクター／伊東富士子（第1話）祐天寺（第5話）タマランチ（第7話）

感想・レビュー・書評

[yukimiさんの感想 · 2009年10月24日]

【M】

[ピヨピヨさんの感想 · 2008年5月1日]

登場人物の絶妙な関係と個性の際立ちかたが、『YAWARA!』の物語を鬼の名作に仕上げているなあと、改めて読み返すにつれ思うわけです（全巻一気に読んだら読み応えあった…）。絵も綺麗☆

松田さんの熱さ…。さやかの傲慢さ…。柔ちゃんと富士子さんの友情…（その横で展開する松田さんと花園くんの励まし合いもさりげに良い…）。あの名作『柔道部物語』の対極にありすぎる、お洒落な柔道物語と言えましょう。総じて、僕の最も好きな漫画の中の1冊です。