あどりぶシネ倶楽部 (小学館文庫 ほB 1)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091925510

作品紹介・あらすじ

▼第1話/愛と喝采の日々▼第2話/スタア誕生▼第3話/面影▼第4話/SHALL WE DANCE▼第5話/フレンズ▼第6話/ソルジャー・ブルー▼第7話/静かなる男▼第8話/ミッドナイト・エクスプレス▼第9話/ネバーエンディング・ストーリー●主な登場人物/神野高史(帝王大学映画研究会「あどりぶシネ倶楽部」の監督兼俳優。映画に対する情熱は誰よりもある)、佐藤道明(腰まである長い髪と、端麗な容姿で女の子に間違われることも多い監督兼カメラマン)、片桐邦雄(大学5年目で、クラブの中では最年長になるプロデューサー。ふだんは、なぜかオカマ言葉で話す)、原田(なんでも器用にこなす音響兼俳優)、沖梓(「あどりぶシネ倶楽部」の紅一点。片桐に思いを寄せているが…)●あらすじ/次回作の構想を練る「あどりぶシネ倶楽部」の面々の前に、とってもかわいい子が現れた。女優の層の薄さに苦労していた神野や原田は大喜び。ところが、その子は「道明クン」とという、れっきとした男の子だったのだ。その道明は、雑誌が主催したフィルム・フェスティバルで入選した経験を持つ実力者。神野は最初反感を持つが、やがて道明の実力を認めた。「あどりぶシネ倶楽部」は、新しい仲間を得て活気づく(第1話)。●本巻の特徴/『GU-GU ガンモ』、『愛しのバットマン』、『太郎』、『ママ』、『ギャラリーフェイク』等々、それぞれ作風の違う代表作を数多く持つ細野不二彦が、1983~1986年にかけて発表した、さわやかな青春ドラマ。いまどき時代遅れといわれながらも、8ミリ映画制作に燃える、帝王大学映画研究会の面々が、映画作りに、恋に、学園生活に精一杯の情熱を傾ける。一話読み切り形式の9話が収録されているが、それぞれの個性がリアルに描き込まれていて、読みごたえ十分の名作だ。●その他の登場人物/吉田拳二(帝王大空手部員。かつては名子役だった)、青山(アニメ研究会の部員。模型制作であどりぶシネ倶楽部に協力)、阿川小倭子(あがわ・さわこ。あどりぶシネ倶楽部OB。片桐とは同期で、元恋人)

感想・レビュー・書評

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  • 単行本をおそらく14歳くらいで読んだので、20年以上前に読んだわけだ。
    そしてビッグコミックスピリッツに連載開始したのが1983年というから、私が生まれた年。
    14歳で読んでもちろん一昔前のノリだと思ったが、女の子の可愛さにはグッとグッときたものだ。
    内容も熱くてよき。

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著者プロフィール

細野 不二彦(ほその ふじひこ)
1959年生まれ、東京都出身。大学時代からスタジオぬえで活動。大学在学中の1979年、『マンガ少年』掲載の「クラッシャージョウ」(高千穂遙原作作品のコミック化)でデビュー。
アニメ化された『さすがの猿飛』及び『Gu-Guガンモ』などのコメディ作を手がけたあと、青年漫画に進出。以降も『太郎』『ギャラリーフェイク』『ダブル・フェイス』といったシリアス路線の人気作を次々と生み出し、長年に渡り一線級の人気を誇っている。

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