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- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091925718
感想・レビュー・書評
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史記第11巻は、
・義に殉ずる
・男と見込まれ
・大侠客朱家
・最後の侠客
・酷吏蒼鷹
・野心家寧成
・冬の月・前後編
・酷吏時代
からなる短編集。
史記で描かれている時代にも、忠義の精神を持った人がいたことがわかってよかった、と思ったのもつかの間、
後半は、前巻までと同様、恐怖政治(?)をしていた人の話。
モヤモヤしつつ、取り敢えず全11巻読破。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
横山光輝「史記」11巻。
刺客列伝、酷吏列伝。
刺客列伝に登場する個人の感情の強さ。それが俠としての心意気に通じているのだけど、剛情すぎて素直に賞賛はできない。これだけ情の強い民族性であるのなら、憤死する人がいるのも納得できますが。
一方で、酷吏のような人物もいるわけで。この両極に振れているような民族というのは、どういうことなのか。
たぶん、ベクトルが違うだけで、力の強さや出どころは同じなんだと思う。行くとこまで、とにかく行くとこまで突き詰めてしまう強さを持っている、ということなんだろうなあ。 -
全11巻
中国文学を勉強しているので、
入門を兼ねて読んでます。
中国の古代史はおもしろいです。