14歳 (2) (小学館文庫 うA 52)

著者 :
  • 小学館 (2001年8月10日発売)
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本棚登録 : 90
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091925824

作品紹介・あらすじ

世界中で緑色の赤ちゃんが一斉に生まれる、という事件が発生。 それは、謎の鳥人間“チキン・ジョージ”がたくらんだ、人類滅亡の計画だった…。 この病気の原因は誰にもわからず、世界は「恐怖の緑病」に恐怖する。 そして、同じ病を患うわが子を持った、アメリカ合衆国大統領・ヤングは…。
▼第2章/緑の髪の少年(3)~(22)●主な登場人物/チキン・ジョージ(バイオ鳥肉のササミ細胞から誕生した天才科学者)、ルーシー(チキン・ジョージの手により、知能を高度に発達させた鶏)、アーサー・ヤング(アメリカ合衆国大統領)、ミッキー(チキン・ジョージに捕えられた少年)●あらすじ/世界中で一斉に生まれた緑色の赤ちゃんたち。アメリカ大統領・ヤングの生まれたばかりの子供もまた、緑の皮膚を持っていた。病院のなかでは、親たちや医者たちがパニック状態に陥る…(第2章・3)●本巻の特徴/ヤング大統領の前に、チキン・ジョージに会ったという少年・ミッキーが現れた。彼はチキン・ジョージのもとで経験した、世にも恐ろしい出来事を語り始める。海で遭難しゴミの島に漂着したミッキーは、目の前にあらわれた言葉を話す鶏・ルーシーを追いかけるうち、地下へと続く階段を見つけた。だがミッキーは待ち受けていたチキン・ジョージとルーシーに捕らえられ、研究室の檻に入れられてしまう…。多くの動植物を絶滅へと追い込んだ人間に復讐するための、チキン・ジョージの人類滅亡計画が徐々に明らかになる、驚愕と戦慄の第2集。●その他の登場人物/スーザン(大統領の妻)、アメリカ(大統領の子供)

感想・レビュー・書評

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  • これまたすごい展開だなぁ・・・(笑)自分のクローンが目の前で人体実験される展開は、読み終わって頭がくらくらしてくるようなインパクトが。でもある意味で狂気に取りつかれた博士が実験をしている怖さって古典的な気もする。

  • 未来動物園恐ろしいすね。漂流教室な感じの描写?あんま見たことないですけど。世界といやあアメリカの大統領でしょ、という安直さもたまらん。こう分かりやすくなくてはいけません。楳図作品は、たびたび起こる変質が何がなんだか分からないまま起こるわけで、あまりに続くと辟易する場合もあるんですが、短絡さのおかげで興味を保っていられるそのバランスがいいなと思います。

  • 「人類が滅びると動物も滅びる?
     ニワトリさえも?」

  • 吉野などを舞台とした作品です。

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著者プロフィール

楳図 かずお(うめず かずお)1936年和歌山県生まれ。55年に貸本漫画家としてデビュー、『週刊少年サンデー』などに作品を発表。ホラー漫画の第一人者。代表作に『漂流教室』『まことちゃん』『わたしは真悟』『14歳』など。ホラー、SF、ギャグ、時代劇まで幅広い。1995年以降、腱鞘炎という理由で漫画は休筆中。タレント活動を行い、2014年には長編ホラー映画『マザー』を初監督・脚本・出演。

「2022年 『こわい本11 猫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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