タッチ (9) (小学館文庫 あB 29)

著者 :
  • 小学館 (1999年10月16日発売)
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091932594

作品紹介・あらすじ

明青学園野球部のエース・上杉達也にとって夏の甲子園大会はラストチャンス。亡き和也と浅倉南のためにも、絶対に甲子園へ行かねばならない。地区予選を前に合宿入り。鬼の監督代行のシゴキにも負けず、ヤル気十分

感想・レビュー・書評

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  • 人違いで明青野球部の指導を担当することになった鬼監督の柏葉は、高校時代の明青野球部に対する恨みを晴らそうとしていることが明らかになります。ところが達也は、新田の練習に打ち込む姿を見ていたため、柏葉のしごきに喰いついていくことを決意します。

    こうして野球部の合宿が始まり、達也たちと柏葉のどちらが先に倒れるかという気迫で練習がおこなわれます。そんな中、由加も合宿に参加する部員たちの料理を作るという、大きな試練に直面することになります。

    ここまではさわやかなスポーツラブコメでしたが、鬼監督にまつわる事情と、南と由加の恋の鞘当ての激化のため、ここにきて若干ドロドロしてきた印象があります。

  • 神か何かか、原田の神託。



  • 最後の夏に向かって着々と進めてある印象。
    南と新田妹の対決が激化。

  • 『巨人の星』以降の梶原一騎的スポ根熱血路線の野球漫画の世界を終焉させた歴史的作品として語られることの多いこの『タッチ』。高校野球と恋愛の2本を軸にしたストーリー展開が秀逸すぎます。30年近く前の作品だけれどもまったく色褪せていません。

    それにしても新田明男のキザっぷりは尋常じゃない(でもすごくいい人)。あだち先生の女性の下着の描写の緻密さも尋常じゃない(力入れすぎ)。明青学園後頭部と『ドカベン』明訓高校の野球部のユニフォームってちょい似です。

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