お~い!竜馬 (6) (小学館文庫 こA 36)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 91
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091934062

作品紹介・あらすじ

学問ダメ、剣もダメ。おまけに泣き虫で寝小便たれ…後に、この少年が日本を変えた幕末の風雲児・坂本竜馬の青春を描ききった名作、ついに文庫化!

感想・レビュー・書評

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  • 竜馬のお栄姉さんの墓が坂本家遺族の墓より離れた外れに埋葬し、墓石も立てられなかった。家族の眠るそばに移されて墓石が立てられたのは107年後だった…というエピソード面白い。
    竜馬の脱藩の犠牲は多大だった。武市はあかんよね。自分の手は汚さず以蔵に任せきり。
    勝海舟の話を聞く竜馬!やっと出会えた感!(笑)

  • 遅咲きの英雄坂本竜馬の東奔西走!!
    竜馬は、人生を決定的に変える出会いを迎える。
    竜馬が終生の師と仰ぐ・勝海舟である。
    竜馬の運命どころか、日本の運命を変えた幕臣・勝と出会い
    ゆっくり〝日本人〟になっていく竜馬は
    尊王攘夷の嵐が吹き荒れる幕末に飛び込んでいく。
    遅咲きの英雄・坂本竜馬の東奔西走が始まる!!
    そして、勤王の志士が駆け回り、新撰組が登場する京都で
    もう一つの出会いがあった。
    その人の名は、お竜(りょう)――竜馬の妻となる女である。

    ●主な登場人物/坂本竜馬(江戸の北辰一刀流免許皆伝の腕前。時代のうねりに血が騒ぎ、土佐を脱藩)、坂本乙女(竜馬を一番理解している姉)

    ●あらすじ/日本の未来のために斬ると意気込んで勝海舟のもとへ乗り込んだ竜馬。だが、勝が語った開国理論に心うたれ、急転直下弟子入りしてしまう。やっと自分の“師"と呼ぶべき人物に出会い、心躍らせる竜馬だったが、180度翻意した彼への周囲の反応は冷ややかなもの。そんな中、勝が突然竜馬を訪ねてきて…(第1話)。

    ●本巻の特徴/勝海舟の弟子となり、幕府が作る海軍操練所の実現に向けて奔走する竜馬。しかし京の地で、そんな彼の前に幕末最大の人斬り集団・新撰組が立ちはだかる…!! 

    ●その他の登場人物/武市瑞山(幼名・半平太。剣術を通して竜馬と親しくなった。一藩勤王を目指す土佐勤王党党首)、以蔵(竜馬の幼友達。土佐勤王党に属す、剣の達人)、勝海舟(幕府軍艦奉行所並という偉い役人。強烈な開国論者で敵も多い)

  • 「俺は俺の道を行く…人間食わずに生きていけたら便利なんじゃがなぁ…」現実に成功していく友と、自分の道を進むことで乞食のように、孤独で無為な日々を過ごす竜馬。そんな竜馬の気持ちが痛いほどわかる…。

  • 坂本龍馬の生涯をフィクションも交えつつたどる魅力溢れる作品です。小学生のとき、アニメ化されてNHKで放送していたんですよね(メインは少年時代)。僕は以蔵さんの大ファンでした。武田鉄矢の主題歌が意外と印象深かったなあ。

    漫画は、龍馬に限らず幕末の志士をはじめとした脇役の個性が際立っていて、内容も一品。幕末の歴史を学ぶうえでも重宝する仕上がりになっています。志士たちがどんどん非業の最期を遂げていくため、涙なしには読めません(泣)。

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