小説 映画ドラえもん のび太の宝島 (小学館ジュニア文庫 ふ 2-5)

  • 小学館
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784092312173

作品紹介・あらすじ

ドラえもん史上最大の冒険がはじまる!

「宝島を見つける!」とジャイアンたちに宣言したのび太は、ドラえもんのひみつ道具“宝探し地図”を使って宝島を探す。地図が指し示した場所は、なんと太平洋上に突然現れた新しい島だった。船で宝島に向かったのび太たちは、あと少しで島に上陸というところで海賊から襲われる! その戦いのドタバタの中で、しずかが海賊船にさらわれてしまう! はたしてのび太たちは海賊からしずかを助けることができるのか? そして宝島に眠る財宝に隠された秘密とは一体何なのか!?

感想・レビュー・書評

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  • ドラえもんたちがフロックとセーラと協力して地球を守ろうとしていたところが良かったと思います。

  • 『ドラえもん のび太の宝島』は2018年公開のアニメ映画。ロバート・ルイス・スティーヴンソン『宝島』をモチーフとする。宝島に宝探しする話であるが、「本物の宝は金銀財宝ではない」がテーマである。拝金主義の対極に位置する。
    ドラ映画にはタイムパトロールが最後に登場するパターンがあるが、本作品には登場しない。タイムパトロールが解決する展開はデウス・エクス・マキナ(機械仕掛けの神)的であり、物語としては上等ではない。加えて警察不祥事のニュースを耳にしない日が無くなった昨今、警察が解決という結末に現実味を感じなくなった。
    のび太の「ドラえもーん」という叫びで始まるドラ映画の約束を踏襲している。後半にはスターウォーズのようなスピードアクションがある。悪者組織の側の社会を描く点は、ドラ映画の中でも深いところである。敵を倒して終わりではなく、理解しあうことを描く。そこに、のび太の価値がある。
    のび太の近所の川から帆船で航行して海に出る。帆船が航行できるほどの大きな川であり、多摩川になるだろうか。のび太の家は練馬区か川崎市かという論争があるが、川崎市になるだろうか。
    本作品にはミニドラが登場する。ミニドラは船の操縦、戦闘、修繕と万能である。のび太は、しずかちゃんやドラえもんを助けようとすると勇敢になるし、身体能力も高くなる。映画ではカッコいい。
    慌てたドラえもんのポケットからタコばかりが出てくる。救命イカダを出そうとして慌てたもので意味があった。『のび太と雲の王国』にもあるドラえもんの石頭設定が登場する。ドラえもんには柔らかいイメージがある。メタルスライムのような柔らかさと堅さのある金属なのだろうか。

  • 4/15 立川シネシティで息子と2人で映画鑑賞

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