- Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
- / ISBN・EAN: 9784092591516
作品紹介・あらすじ
ドラえもんを読みながら、南極を知る本!
日本の37倍もの面積があり、厚さ2kmもの氷の層を持った南極大陸は、厳しい気候と地形のため、今でも数々の謎に包まれています。最低気温の記録-89・2℃、最大風速90mの極寒の大地は、世界で唯一国境のない大陸でもあり、世界各国の基地で、研究が進められています。
この本は、南極・昭和基地で研究を進めている国立極地研究所の協力により、貴重な写真を豊富に使い、現在判明している南極の姿を解説します。関連するドラえもんのまんがを読みながら、南極のことが理解できるようになっています。
南極には氷の下に150以上の湖があること、5000m近くの山や火山があること、ほぼ砂漠なみの降水量しかないこと、それでも地球上の淡水の90%が存在すること、実は動植物が豊富に生息していることなど、驚きの事実がいっぱいです。この1冊で南極博士になれる本です。
【編集担当からのおすすめ情報】
南極の多彩な自然環境と動植物は、驚くべきものばかりです。
感想・レビュー・書評
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次女が図書館で借りて読んでいたのを見た妻が、面白そうだといって読み、それを見ていた自分も読もうを思い、読んでみました。
ちなみに、ドラえもんのマンガは、本筋とはあまり関係なく、こじつけ感が…。
とはいえ、南極に関するあれこれがコンパクトにまとめられているのは事実。
北極との比較もよいですし、南極条約には、人類の未来に対する希望を感じました。
個人的には、日本最初の南極観測隊が南極に到着した話が、最も強く印象に残りました。
戦後10年ほどしか経っておらず、敗戦国であるがゆえに、南極観測に出遅れ、悪条件のために誰も到達できなかった地点からの上陸しか選択肢が残されていなかった日本。
どの国も「日本の南極到達は無理」と思っていた中で、日本隊は無事、上陸。
結果として、その地点は、南極観測にとってブルーオーシャンであり、その後の日本の南極観測が大きく発展するきっかけとなりました。
まさに、禍福は糾える縄の如し。
遠い世界のようでありながら、決して自分たちの生活と無縁ではない南極について、知り、考える上で、よいきっかけになり得る本だと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この本は、南極・昭和基地で研究を進めている国立極地研究所の協力により、貴重な写真を豊富に使い、現在判明している南極の姿を解説します。関連するドラえもんのまんがを読みながら、南極のことが理解できるようになっています。
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[台東区図書館]
ドラえもん学習漫画の科学ワールドシリーズの一冊。
もう最近この手の本は私が読み直ししていないので内容はさほどわからないけれど、4年生になってドラえもんにはまっている息子は楽しく読んだみたい。まぁマンガだけ読んでいるだけだろうけどな。