明智光秀 (学習まんが人物館 日本 小学館版 31)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 96
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784092701342

作品紹介・あらすじ

戦のない世を目指し、主君・信長を討った男

累計発行部数300万部を超える人気シリーズ「小学館版学習まんが人物館」。新たにラインナップに加わったのは、2020年の大河ドラマの主役でもある明智光秀です。

「本能寺の変」を起こした謀反人、という悪いイメージが先行している光秀ですが、それは豊臣秀吉が書かせた『惟任退治記』という書物や江戸時代の創作物によって作られた印象でした。
例えば光秀は、信長の命令で丹波平定をなしとげた後、丹波の領主として善政を行っています。税を免除したり、河川の氾濫を防ぐために治水工事を行ったりして、領民たちから深く愛されていました。
また、勇敢な武将であるだけでなく、朝廷のしきたりや故事などにも詳しい文化人でもありました。

信長からの信望も厚く、豊臣秀吉と並んで数々の功績を上げています。

そんな光秀が、なぜ主君・信長を討とうとしたのか?
本能寺の変には、どんな意味があったのか?

光秀の心の動きにスポットを当てながら、戦国時代を生きた武将たちの真実に迫ります。






【編集担当からのおすすめ情報】
2020年の大河ドラマ『麒麟がくる』の光秀役は長谷川博己さん。光秀とともに信長の元で活躍し、本能寺の変の後に光秀を討った秀吉役は佐々木蔵之介さん。そして時代考証をつとめるのは、戦国時代研究の第一人者・小和田哲男先生。この学習まんがの監修も、小和田先生によるものです。

『麒麟がくる』というタイトルにある麒麟とは、動物のキリンではありません。王が仁徳のある政治を行う時に必ず現れるという伝説上の生き物のことです。光秀の元には麒麟は現れたのでしょうか?

感想・レビュー・書評

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  • 図書館本。「あけ ちみつひで」と呼んでいた長女。まだまだそんな言い間違いも可愛い。

  • 監修 小和田哲男(内容は予想できる)
    戦のない世界を目指し、主君・信長を討った男
    やはり・・・ (´・ω・`)
    1.朝倉に仕え、義昭に信長との上洛を進めた
    (元々信長は上洛し権力を得るつもりだった)
    2.朝倉・浅井金杯や伊勢長島虐殺への批判
    3.中国攻め出陣前に丹波と出雲領地替え

  • 息子と一緒に、ポプラ社戦国人物伝の『明智光秀』共によむ。
    本能寺の変の印象が強く、裏切り者のイメージだったが、読むと印象ががらりと変わった。
    資料も参考になった。
    生い立ち、光秀謀反の動機も諸説あるようだ。日本史に苦手意識があるのだか、この明智光秀には興味がある。
    大河ドラマをめったに見ないが、謎めいた光秀を描いた“麒麟がくる“は是非一年通して見たいと思っている。

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