ピーター・パン イン スカーレット

  • 小学館
3.19
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本棚登録 : 100
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784092905344

感想・レビュー・書評

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  • 2023.09.04
    購入本

  • 公募で選ばれた、ピーター・パンの続編。誰もが知っているお話の続編を書くって、物凄く勇気がいることだと思う。実際、書くことになった時に彼女も沢山の人に大反対されたんだとか。

    物語は素敵だったけど、全体的にはペッパー・ルーのような静かで物悲しい雰囲気で、ジョーンズとかエイキンみたいな明るさがないから、ピーターパン物語としてはどうなのかなぁ?

    最後フック船長が蘇り、再びパンに復讐を誓うシーンはくっきりと力強く、少年小説らしい感じだった。スカッとした。

  • パロディではなく、正式に続編として認められて発売されたピーターパン。

    かつてネバーランドにいた迷子達、
    大人になり、日常を過ごしていたが、何故か皆が悪夢をみる。
    ネバーランドに何か起こったんじゃないかと、またも戻ることになる。

    戻るために、妖精を探す姿は、「ピーターパン」の物語楽しさを彷彿させる。

    女の子の服を着ていったら、男性だったのに女の子になってたり、
    新たな妖精ファイアフライアがいたり、
    季節が変わっていたり
    ピーターがフックになっていたりと、話の展開は面白い

    面白いけれど、なにか足りないように感じる。
    やはり変わってしまったネバーランドの物語、
    夢見る場所ではないからでしょうか。

  • ピーターパンのその後を読んでみました。ピーターパンって100年前の話なんだね。

著者プロフィール

1951年生まれのイギリスの作家。『不思議を売る男』で88年にカーネギー賞、89年にガーディアン賞を受賞。2004年に『世界はおわらない』でウィットブレッド賞児童書部門受賞。18年には『世界のはての少年』で二度目のカーネギー賞受賞という快挙を成し遂げた。

「2022年 『世界のはての少年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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