小学館版 学習まんが はじめての日本の歴史 2: 奈良の都(古墳・飛鳥・奈良時代) (学習まんが 小学館版)
- 小学館 (2015年7月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
- / ISBN・EAN: 9784092982024
作品紹介・あらすじ
新しい歴史学習まんがシリーズ、第3弾!
全15巻の新・歴史学習まんがシリーズ。今回発売の2巻で扱うのは、ヒミコの治めたヤマタイ国のあと、日本を治めていった「倭の五王」の古墳時代の話、仏教を中心にした国作りをすすめた厩戸王(聖徳太子)の飛鳥時代の話、さらに、奈良の大仏を造った聖武天皇などの奈良時代の話などです。
今も残る巨大なお墓=古墳は、なぜ、どうやって造られたのか?
厩戸王=聖徳太子が作った、政治のきまりごととは、どんな内容なのか?
聖武天皇はなぜ奈良の大仏を造らせたのか?
唐(中国)の僧・鑑真は、どうしてわざわざ日本まで仏教を伝えに来たのか?
等々、知れば知るほど歴史に興味のわくエピソードが満載です。
総監修として、東京大学史料編纂所教授の山本博文先生に見ていただき、また、この巻の監修として、奈良文化財研究所史料研究室室長・渡辺晃宏先生に。精密な監修をいただいていますので、ただのまんがではなく、歴史資料としても利用出来る仕上がりになっています。
この2巻の次には、安土桃山時代を描いた8巻が発売されます(7月22日予定)。
【編集担当からのおすすめ情報】
弊社には「小学館版学習まんが 少年少女日本の歴史」(全23巻)という、ロングセラーの学習まんがシリーズがあります。いわゆる「ビリギャル」のモデルが愛用して慶應大学に合格したという大人気シリーズです。こちらは大学受験にも対応し得る高度な内容も含まれてますが、新シリーズは、その弟分ともいえる存在で、まずはわかりやすく「日本の歴史」の流れを理解できるような内容になっています。また、当代一流の漫画家が、表紙だけでなく中の漫画も描いているので、ストーリーとして日本の歴史を楽しむことができます。
感想・レビュー・書評
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[墨田区図書館]
先日サバイバルシリーズで簡単に日本の歴史もなぞったことだし、その前には多少コナンやらドラえもんでも読ませたはずだし、そろそろ歴史漫画物を読ませようと思って本屋でいくつか実物を見てきた。
てっきり、日本の歴史(日本史)と世界の歴史(世界史)は常に二大シリーズで揃って出版されているもの、と漠然と思っていたら、どうやら両者とも出しているのは、学研と集英社のみ?そして、小学館は日本史を二種類、あとは角川が日本史のみ、という感じ。
◆個人的に低→高と感じたのは、次の順。
①小学館版学習まんが はじめての日本の歴史(全15巻11700円)@小学館
恐らく③の後継版として、但しより易しめに低学年でも親しめるようにと意識して作られたシリーズで、巻数が少なく、絵は現代的に親しみやすくなっている。
②日本の歴史(全15巻12000円)@角川
「どっちが強い」シリーズ同様、現代的に親しみやすく、特に1巻に関しては①の小学館のものよりも易しめ(幼く)見えるが、内部の作りとしてややわかりづらい&①の方が理解しやすいと感じた。
③少年少女 日本の歴史(全23巻18950円)@小学館
恐らく一番の定番。確かビリギャルで薦められていた日本史マンガもこれではなかったか?但し、多少絵に古さも感じるし、もしかすると出版が旧いので年号や種々の表現が多少今の教えと違っている可能性もあり。やはり①を先に読んでから、の方がよさそう。
④学習まんが 日本の歴史(全20巻18000円)@集英社
⑤学研まんが 日本の歴史(全14巻14600円)@学研
この二者はまだ内容を読んでおらず、表紙絵のイメージだけだが、いずれも少女漫画風で、ターゲット層も高学年の子たちではないかなと思える仕様。なので子供自身が選ぶのでなければ、後でいいかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示